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【参加者募集】「すけさん吹奏楽団」応募状況

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     「もょもと交響楽団」の練習状況は毎回サイファ氏が妄想交え配信してくれてますが、もう一つ忘れちゃいけない「すけさん吹奏楽団」も着々と準備が進んでおります。
    今回はサイファ氏に変わり、もょ響Web担当の「くらえ」ことClarinet遠藤がお送りします。
    すぎやまこういち音楽にどっぷり浸るべく、最近また久々にファミコンで「ジーザス」を始めました。


    表題の「すけさん奏楽団」。略称はすけ吹でいいのかな?
    (名称を「すけさんブラス」にしなくてよかったですね!)
    こちらは、定期的に練習を行っているもょ響と違って前日+当日の短期決戦となりますので、ご応募された方も現状が気になるところかと思います。
    また、応募を迷われている方もいらっしゃるかもしれませんので、簡単に現状の報告をしてみます。
    (そうそう、すけ吹へのご質問も、もょ響と同じく
     info@moyokyo.comで受け付けておりますので、
     ご意見、ご質問等ございましたら遠慮なく上記までご連絡ください)


    7月の募集開始以来、お蔭様で多くのご応募をいただいており、すでに募集を締め切っているパートも結構出ています。
    募集中となっているオーボエやクラリネットも残席若干名となっていますので、「前回は結構ぎりぎりまで募集してたよなぁ」なんて方がいらっしゃいましたら、お急ぎください!
    (10/16日現在、クラリネットは募集を締め切らせていただきました。ありがとうございました!)
    金管も残席はホルン若干名のみとなっています。


    逆に狙いどころは木管低音+コントラバス。
    ファゴット、バスクラ、コントラアルトクラ、バリトンサックス、コントラバスはもともと募集数も少ないですがまだ空席がございます!
    (コントラバスはもょもと交響楽団でも大募集中!!ぜひぜひ)


    いやしかし上記のとおり、前回の公演ではぎりぎりまでメンバーが集まらず苦労した覚えがあるのですが、今回はなんと募集開始の翌日には募集を締め切ったパートなどもありました。
    この2年半の間、ゲーム演奏団体も増え、またテレビやラジオでもゲーム音楽の特集が組まれるなど、世間一般でのゲーム音楽認知度の高まりを感じますね。


    1月の演奏会、ますます楽しみです!


    【活動レポート−5】空と海とオカリナ

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        今日は午前中のみの練習です。この日は、吹奏楽指揮の伊藤さんを中心に、弦楽器と木管楽器が集まって練習。編成の薄い曲を中心に、弦と木管のアンサンブルを練習していくのが主目的です。そして、この日の練習曲目がタイトル。なんか似たようなタイトルを目にしたことがあるのはたぶん気のせいです(笑)

      まずは「空」。もちろん「おおぞらをとぶ」です。美しいメロディがひときわ際立っていますが、弦楽器と木管楽器が結構複雑かつ有機的にからまっています。そのアンサンブルがごく自然に出来ることによってあの雄大さがでてくるわけなんですが、これがうまくいかないと、ソロがうまくても伝説の鳥は低空飛行。オーケストラ全体で演奏するところを中心にメロディラインと伴奏のからみかた、特に木管に割り当てられている伴奏系のつながりを中心においてチェックを進めていきました。

      「海」は「エーゲ海に船出して」。美しく幻想的なこの曲では、タイトルどおり音楽で「エーゲ海」を浮かび上がらせる演奏をしたい!というのが筆者個人的な野望なんです。そう、舞台はギリシア。真っ白い帆をあげた船に愛する恋人と乗り込み紺碧の海を2人語らいながら甲板でシャンパンなどを傾けて優雅にクルージングしていると恋人の髪の毛が風になびいてちょっと帽子なんかも飛ばされそうになったりしていつしか夕陽が海をオレンジ色に染めるころに指輪を恋人の指にはめながら2人永遠の愛を誓うくちづけって誰か止めてええええええ!!!

      ・・・・と、とにかく筆者の妄想個人的イメージはともかく、この曲はそのガラス細工のような繊細なオーケストレーションを壊さないアンサンブルをしていかないといけないんですね。今日は特にメロディラインとのアンサンブルに重点を置いて練習をしていきました。しかし、やはりこの曲は難しい!ドラクエVIの曲はその音楽的な表現に高いレベルで求められるため練習も大変です。正直今の状況は「エーゲ海」よりも「東京湾」に近い感じ(苦笑)なのですが、本番には皆さんの目にエーゲ海を見せられるようにがんばります!

      「奇蹟のオカリナ」は、同じアンサンブルを木管→弦と受け継いでいきます。それぞれ独立して曲を進めますが、この2つがきちんとそろっていないとちぐはぐになってしまいます。オーケストレーションの基本に基づいて、メロディ・対旋律・和声・ベースラインときっちり作られている曲なのですが、分散和音で動く和声パートが結構やっかいで、これを担当しているクラリネットとヴィオラ(←筆者担当楽器)は指揮者にしっかり捕まってちょっと冷や汗でした・・・・・

       この日の指導者である吹奏楽指揮の伊藤さんはプロフィルをご覧になってわかるとおり、穏やかでいつもニコニコとしたさわやかなお方。指導も的確ながら穏やかに和気藹々とかつテンポよく進めていただけます。だけど、そのニコニコの中にも決して妥協がないのが彼のすごいところ。ドラクエ音楽をこよなく愛する伊藤さんの吹奏楽ステージもまた楽しみです。

      【活動レポート−番外編1】サウンドの化学反応

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         冒険には息抜きも大切。勇者たちの厳しい戦いにはちょっとした遊びや娯楽も程よいアクセントになるだけではなくそんな息抜きの場で役に立つ情報やアイテムなんかもゲットできたりするものですよね。そんな冒険の途中の息抜きのお話です。

         9月11日の練習日、偶然にも私たちもょもと交響楽団と同じ時間・同じ施設・同じフロアであるオーケストラがリハーサルをされていました。
         その団体は「コスモスカイオーケストラ」さん。ゲーム音楽を中心に演奏活動をするオーケストラです。大変有名な団体さんですのでご存知の方も多いと思います。
         我々もょもと交響楽団のマエストロ・田中さんはこのコスモスカイオーケストラさんの指揮者も兼任されており、メンバー同士の交流もある団体さんだったのですが、この偶然をいい機会として音楽的な交流をしたいという意見が持ち上がり、両団のスタッフの尽力でお互いの練習集合後にちょっとした合同合奏会が実現しました。

         もょもと交響楽団とコスモスカイオーケストラさん。同じ「ゲーム音楽」を演奏する楽団と思われるのですが、同じジャンルでもその「音楽的なアプローチ」はまったく違う楽団です。
         私たちもょもと交響楽団は、演奏する「ドラクエ」という曲が「オリジナルのオーケストラ作品」として書かれている作品ということもあり、曲に対する音楽的なアプローチはきわめてクラシックです。言ってしまえば「ゲーム音楽」を交響曲やバレエ音楽のような視点でとらえて演奏します。
         これに対し、コスモスカイオーケストラさんはゲーム音楽を中心とした楽曲を「実用音楽」という切り口で構成し、演奏される楽団です。従来のオーケストラ編成にとらわれず、ドラムスやエレキギターなどを積極的に取り入れることで、その楽曲の世界観に最もふさわしいサウンドを追求されます。
         そんな性格の違う2つの楽団がお互いの曲を一緒に演奏したらどういうサウンドが生まれるのか。

         音の化学反応って本当にあるんです。料理でもまったく違う味が混ざると新しい美味しさが生まれるように、違う性格を持った2つの楽団の音がブレンド(?)されたサウンドは演奏していてびっくりするほど厚く熱く生き生きとしたものでした。これには指揮台に立っていたマエストロ・田中さんも驚かれた様子。両楽団のメンバーもこの演奏効果を体に感じて短いながらも非常に有意義な時間となったようでした。

        コスモスカイオーケストラさんは、10月2日(日)に開催される「4starオーケストラ」(チケットは完売)へ出演の後は来年の5月26日(土)に第4回定期演奏会を開催されるとのこと。来年1月のもょもと交響楽団の演奏会が終わった後は、こちらの演奏会にも注目です!



        【活動レポート−4】神は細部に宿る

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           もょもと交響楽団、冒険は着々と進んでおります!

          この日の指導者は当オケのホルン奏者で団内トレーナーのYさん。普段はその美しくもパワフルなホルンの音色で「バイキルター」の名をほしいままにしている(笑)方ですが、指導者としての活動もされている方です。

          この日はドラクエVIの後半曲を中心に合奏を行いました。その中でも力を入れていただいたのがエンディング曲の「時の子守唄」。全体に流れる美しさもさることながらオーケストレーションもきわめて綿密に作られており、今回の全プログラム中、音楽的な難易度については最も高い曲ともいえます。

          こういうタイプの曲は音程や音の長さといったアンサンブルの基本事項をきっちりと作っていくことがまず第一。Yさんはこの点をしっかりと構築していくことに主眼をおき、細部までキメ細かく見ていただきました。そのうちに各パートの首席を中心にアンサンブルの音楽的コミュニケーションがすごく取れるようにもなってきます。
           そうするとあら不思議。このようなプロセスを経てオーケストラのアンサンブル感の統一感が出てくると、メロディや周りの音にぐっと締まりが出てきます。Yさんの指示に基づいたちょっとしたアンサンブルでメロディが浮き立ってきたり、伴奏の和音変化がぐっと感動的にクローズアップされたり。これが奏者たちの耳で感じられるようになると、おのずと演奏に積極性が現れてくるんですね。さすがバイキルター。

           もう一つの重点練習が洞窟の曲。特に中間部にあたる「ラストダンジョン」が厄介です。ドラクエに限らず、いろんな作曲技法が進化した近代のクラシック音楽において、「譜面上シンプルな曲」というのは簡単そうに見えて実はワナだらけだったりします。
           この「ラストダンジョン」も例外にもれず。ちょっと気を抜くと落とし穴に落ちる・位置を見失う・仲間のところに戻れなくなるなど、リアルなダンジョン攻略のような状況に陥ります。いやホントに。
           ここでもしっかりと基本に返り、ダンジョンマップ(←楽譜)の通りに丁寧にあわせていくという練習を中心に行うことで、かなりすっきりと整理されてきたように感じます。

           もょもと交響楽団の冒険、難関だらけ強敵だらけ。でもそれでもどんとこいです!

           そして、この日の練習後にはちょっとしたイベントが企画されていたんです。
           

          【活動レポート−3】愛は憎しみを超えて

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             最近ブログタイトルにロマンを求めるのがマイブームのサイファです。

            8月27日(土)、約1ヶ月ぶりの合奏。今日のお題は「街メドレー」と「戦闘」です。第2部・第3部からこれらをチョイスして練習を行いました。
            ドラクエの街メドレーというのは、非常に明るい雰囲気の曲が多いですよね。街のさまざまな場面をメドレーにしていることから、1つの曲の中でさまざまな音楽的な表情を求められるのが、ほかの曲にはない特徴でもあります。

             それらの中でも難しいのが「カジノ」の音楽です。一昨年の演奏会でも街メドレー(「街でのひととき」@IV)を取り上げましたが、その中にある「楽しいカジノ」には苦戦した思い出があります。ご存知の通り、ドラクエのカジノは「明るく楽しい」ところです。虹色のネオンに彩られた華やかな場所で、バニーちゃん仲間とポーカーやスロットマシンなどで厳しい冒険の息抜きをするところですよね。ドラクエのカジノ音楽は、この「カジノの空気」を出すために、あえて響きにくい調性を使うなどの工夫がされています。
             この独特の「空気感」がこの曲のアンサンブルで最も難しいところ。どうしても全体的に重く、暗くなってしまうため、マエストロの最初の感想は「まるで闇社会の裏カジノ」。音楽の色彩はまだまだ黒服にサングラス状態ですが、もょ響はがんばります。目指せバニースーツ(違)!

             前半からは「世界をまわる」これも非常に難しい曲です。多彩な色彩感に加えて、テクニカルな部分でも高い水準が要求されます。これもまだまだ課題は山積。丁寧に一つずつクリアしていくための約束ごとを決めていきました。

             バトル曲においてはマエストロから非常に面白い解釈が提示されました。
            いわく、「これは、モンスターの側から見た音楽」だということ。モンスターからみた勇者一行は当然ながら敵です。しかも勇者たちの命を奪おうと、「憎しみ」を持って襲い掛かってきます。その「憎しみ」を演奏にこめてということでしょうか。
             マエストロからも「バトル曲の間はどうか僕を思う存分憎んでください!」とのお言葉もありました。「それってオケ全員まもののむれってこと?」という一抹の疑問(笑)はさておいて、その指揮者の要求には遠慮なく答えさせていただきます!目の前にいる勇者指揮者に襲い掛かるメンバーたちの演奏には一段と力がこもりましたが、これもメンバーの愛があればこそ。

            「憎しみ」という表現も楽曲への愛で昇華させる演奏を目指してもょもと交響楽団はこれからも冒険していきます!
             

            【活動レポート−2】恋歌探し

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              タイトルはド演歌ですが、もょもと交響楽団はちゃんとドラクエ演奏にがんばっております。

              8月7日(日)、吹奏楽コンクールの日ということでこの日は弦楽器のみの練習。吹奏楽指揮の伊藤さん(管弦楽のトレーナーもお願いしています)の指導で、タイトルどおり(笑)第2部で演奏する「Love Song 探して」を集中的に練習いたしました。「楽曲分析」にも書きましたとおり、この「Love Song 探して」は、弦楽器のピッツィカート(弦を指ではじく奏法)のみで演奏されます。弦のピッツィカートのみで演奏されるクラシック曲は、有名なところではJ.シュトラウスの「ピチカート・ポルカ」や、P.I.チャイコフスキーの交響曲第4番の3楽章などがあげられます。これらの曲は、ポンポンというピッツィカートの響きの特徴を生かし、軽い響きや掛け合いで楽しい曲に仕上がるのですが、演奏する弦楽器奏者側としては実はヒジョーに怖いのです。いや、マジで。

              まず、早い動きで弦をはじき続けるというのは簡単に見えますよね?だけど、「同じテンポで」というのは意外と大変なんです。体全体できちんとテンポを意識してないと、すぐに早くなったりもつれたりして崩れてしまうんですね。
               そして、ピッツィカートという奏法は、弓で弾くのとは違い音の粒が立ちます。音の粒が立つということは、裏を返せば「ずれたらすぐばれる」ことにつながります。
              そう、この「Love Song 探して」という曲は、こういう奏法の特徴から見ると「皆さんが知ってる有名な曲を、ちょっとずれたらすぐばれかつ個人個人が崩れやすい奏法を使って数十人がかりで演奏する」曲ということになります。

              いやーこわいですねー。ホラーですねー。

              この日の練習では、とにかく「たてをあわせる」ことだけに主眼を置きました。とことんメトロノームを使う&テンポを落として練習するのはもちろん、この日はトレーナーの伊藤さんの提案で、「同じ音だけならして演奏する」というリズム練習を取り入れました。この曲は弦楽器5パートが異なるリズムを絡み合わせるように作られているので、自分のパートが正しい場所で音を鳴らしているかを確認していくための練習です。こういうテンポの共有を眼目におき、最後はメトロノームを使わずにある程度までのアンサンブルができるようにすることを目標にし、短い時間でしたが集中的に練習することでかなりすっきりと整理できたかな?といえるぐらいまでになったでしょうか。だけど、まだまだもょもとの「恋歌探し」は続きます。



              【活動レポート−1】冒険の旅立ち

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                もょもと交響楽団・事務局のサイファです。 

                2011年7月31日。来年1月に予定されている演奏会に向けて、我々もょもと交響楽団は本格始動いたしました!この日、ようやくお借りした公式楽譜の配布されるということで、会場オープン前からたくさんのメンバーが集結です。
                 とにかくこの日に間に合わせるために、たった一人で楽譜の準備に奔走してくれたライブラリアンTくんにはただただ頭が下がります。どんなオーケストラでも演奏活動のために人知れず「影の労苦」をしてくださる方がいるものです。こういう方たちへの感謝を忘れずにいきたいものですね!

                 みな、譜面を宝物をもらうような顔で受け取っています。そう、これが今回演奏する楽曲たちの公式楽譜。、あのあこがれた曲たちがどんな形で書かれているのか、自分のパートはどんなことをしてるんだろうみんな興味津々といったところです。かく言うワタクシもそんな1人。どんな曲でも新しい楽譜をもらうというのはわくわくするものですが、この日はちょっと特別な感慨もありました。そしてその譜面の量の多さもいろんな意味で重く感じました・・・(製本したらちょっとしたオペラ並みの厚さになった)

                 そして、いよいよ合奏開始!指揮者田中さんのタクトが上がった瞬間、メンバー全員の顔が宝物をもらった子供から、真剣に音楽と対峙しようとするオーケストラマンの顔に一転します。
                 この日は、今回演奏するドラクエの楽曲全13曲をとにかくランスルーしていきました。この「最初の初見通し練習」というのは、これからオーケストラが、そして各奏者が本番に向けての作戦を立てるためには必要なことなんです。
                 
                 通す前から予想はしていましが、通してみたら「予想以上に手ごわい楽曲たち」。しかし、難しい楽譜だからといって決してひるんだりしないのが、我々もょ響の奏者たちです。大好きであこがれた楽曲たちをこの手で演奏する喜びをベースに、演奏会に向けてお客様たちに楽しんでいただける演奏を目指そうとよりいっそう頑張ろうというみなの前向きな意思が、最初の合奏のサウンドからひしひしと感じられました。

                 練習終了後には、早速各パート・各セクションで作戦会議があちこちで行われていました。音作りをするための自主練習日程を調整するところもあれば、パート内での練習やポイントを打ち合わせるところなど、新旧の参加者問わず前向きで活発な意見交換ができるのがもょ響のいいところです。

                 もょもと交響楽団では、ヴィオラ・チェロ・コントラバスの各パートに若干の空席があります!中低弦奏者の方は、ぜひご検討ください!
                 また演奏会のために臨時編成される「すけさん吹奏楽団」は管楽器奏者の募集を行っております(一部パートは定員に達したため締め切らせていただきました)。詳細は当楽団公式ウェブサイトの「ぼしゅう」ページをごらんください。


                音楽の大冒険、いよいよ旅立ちです! 

                【参加者募集】合同バンド「すけさん吹奏楽団」募集開始!

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                   いよいよ梅雨明けで本格的な夏がやってまいりました。夏といえばつき物なのが「夏ばて」ですが、すでに5月くらいから夏ばてしている事務局のサイファです。

                   ドラクエ大好きな管楽器奏者の皆様大変にお待たせいたしました!

                   この演奏会のためだけに臨時編成される「すけさん吹奏楽団」の参加者公募を始めさせていただきました!ぱふぱふーー!!

                  演目は、公式サイトのえんそうかいページを!
                  募集要項は
                  ぼしゅうページをごらんください!!


                   この吹奏楽団は定期的に練習をしていくのではなく、本番前日と当日だけに顔を合わせて練習をした上でステージに立つ「合同バンド」形式。もちろん、奏者の方には事前にお渡しする楽譜をしっかりと個人で練習してきていただいた上で前日リハーサル・そして本番に臨んでいただきます。
                   私たちアマチュアの楽団というのは、ある程度長いスパンの中で練習を重ね、その積み重ねのうえで演奏会を行うものですよね。しかし、この吹奏楽団は本当の意味での「一発勝負」。剣術でいうならば「居合い抜き」のようなものです。 
                    それゆえか、この合同バンドには「音の集中力」というものに一般的な演奏団体とはまったく違う強さがあり、それが演奏にも強烈な力を持たせているのがこの吹奏楽団の一番の演奏の魅力です。2年前の演奏会でもこの吹奏楽合同バンドをやりましたが、お客様はもちろん、合奏音楽、ことにドラクエ音楽には耳の肥えきった管弦楽団のメンバーからも「本当に前日と当日のリハだけで演奏をしたの?」といわれるほどのクオリティの高い演奏で、内外から好評を頂くことができました。

                   なによりも、基本的な管弦楽編成にない楽器であるサクソフォンやユーフォニウムなどを演奏されるかたがたにもこの「ドラゴンクエスト」の世界を思う存分体感していただけること、聞いていただくお客様にも華やかな吹奏楽でこの「ドラクエ」の楽曲の魅力を体験していただけるようになっております。

                   今回の吹奏楽ステージでは2種類の吹奏楽編曲版を使用いたします。
                  ひとつは、最近吹奏楽用にミュージック・エイト社から出版されている「吹奏楽によるドラゴンクエスト」によるもの。もうひとつは上記より前に存在している「吹奏楽組曲 ドラゴンクエスト第1〜第3集」によるものです。それぞれの編曲のよさを踏まえたうえで、選りすぐりの曲をプログラミングいたしました。

                  応募された管打楽器奏者の方にも、また演奏会にお越しくださる方にもきっと楽しんでいただけるものになるかと思います。

                  たくさんの方の参加をお待ちしております!

                  【活動報告】6月26日 ルイーダの酒場(参加者説明会)

                  0
                    もょもと交響楽団 代表のサイファでございます。
                     さあ、もょもと交響楽団も来年頭の演奏会に向けていよいよ始動です。でも、ただ闇雲に冒険に旅立つだけではすぐにパーティーは全滅しちゃいますよね。仲間たちもいろんな準備をしなければ楽しく冒険できないです。そこでこの日は、参加者の皆さんにご集合いただき、参加者の説明会を行いました。
                     都内某所に参加者の皆さんが続々と集結します。前回の演奏会から久しぶりに会う人や今回はじめて参加される方も集まって、説明会開始です。説明を担当するのは私サイファが担当させていただきました。
                     人前でものをしゃべるの苦手って人、多いですよね。ですがワタクシは本業で長い間学習塾の先生やパソコン教室の先生をやってたこともあって、「人の前でスラスラとものをしゃべる」ことは、はっきり言って得意なことだったんです。本当に。

                    テンパってましたね!!!ものの見事にカミカミ&グズグズでしたね!!

                     
                    「白鳥の湖」って言おうとして

                    「ばくしょうのみずうみ」って言いましたよワタクシ!
                     
                    指揮者を「このパーティの御者」って言いたかったのに、何をどう間違えたか

                    「今回のパーティの馬車、田中先生です!!」って言いましたねワタクシ!!

                    もょもと交響楽団には歴史的な出発の日。個人的には黒歴史認定日(TOT)。


                    ま、説明者以外はきわめてスムーズに説明会終了。でも、ここで説明してさようならではもったいない。せっかくオーケストラ奏者が集まったのだから、何か合奏したらいろいろ仲良くできるよね。ということで、説明会後には「お試し合奏会」をやりたいなと。だけど、ここでひとつ問題が。ドラクエのオーケストラなんだから、当然ここでもドラクエやるべきなんですけど、交響組曲「ドラゴンクエスト」は楽譜管理の規定上この日はまだ合奏できなかったんです。

                     そこで考えたのが「ドラクエの世界観に近いクラシック音楽」のお試し合奏です。ドラクエは以前の楽曲分析でも書いたとおり、クラシックの手法で書かれている作品ですので当然なのですが、ドラクエに限らず、RPGには中世ヨーロッパの世界観をモデルにしているものがあり、オペラやバレエなどの作品にはゲーム音楽に通ずる作品が結構多いんですよ。

                     課題は、P.I.チャイコフスキー バレエ「白鳥の湖」より「終幕の情景」です。
                     
                     悪魔ロットバルトの呪いで白鳥に姿を変えられてしまった姫・オデット。その呪いを解くためには「真実の愛と結婚の誓い」が必要です。王子ジークフリートはオデット姫と出会い、真実の愛を誓いますが、ロットバルトの策略にはまってしまいます。オデットを救うためにジークフリートは悪魔に戦いを挑みますが・・・・というのが「白鳥の湖」のきわめて大雑把なあらすじなのですが、なんかこうみるとけっこうドラクエっぽくないですか

                    #余談ですが、いま公開されている映画「ブラック・スワン」はこの白鳥の湖のプリマ・バレリーナの話ですね。ロットバルトの娘である黒鳥オディールは通常オデットと一人二役で演じられます。

                     ここで演奏した「終幕の情景」はいわゆる「ラスボス戦」。ジークフリートとロットバルトが一騎打ちするバレエ最後のシーンです。だれもが知ってるオーボエのメロディが全管弦楽で高らかに演奏されます。このばくしょうのみずうみ「白鳥の湖」、技術的にも体力的にもハードな曲ですので「仕上がり」とはいきませんでしたが非常に中身の濃い合奏になりました。(個人的には、普通のクラシック曲を振る馬車指揮者の田中氏が意外と新鮮だったり)

                    もょもと交響楽団、いよいよ来月より冒険の出発です。ですが、弦楽器の皆様の馬車の席はまだ空いております!これからの冒険の合流は決して遅くはありません。少しでも興味のある弦楽器の方はぜひ募集ページをごらんください!

                    【楽曲分析】もょ響アワー・最終回

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                       皆様こんにちは、毎回おしゃれな駄洒落をイメージしつつも、自爆の末にマヒャド級ダジャレオヤヂの地位にまで落ちぶれた解説担当のサイファ(3×歳独身)です。さあ皆さんご一緒にどーぞフトンがフっとんだぁ!

                      楽曲解説もいよいよ最終回。残すはラストバトルとその先に続くエンディングを残すのみとなりました。


                       ●魔王との対決
                      今まで、「ライトモティーフ」という言葉についていろんな曲の分析で書いていきました。このライトモティーフは「悪のモティーフ」というくらいなだけに、戦闘や洞窟など悪しきものが現れるシーンで使われていることは、以前も書いたかと思います。
                       このドラゴンクエストの世界において最後に戦うのが諸悪の根源である「魔王」。この悪の象徴を描くにあたり、「悪のモティーフ」を使用することは当然の流れとはいえます。最後の死闘にすぎやま氏が使用したのはライトモティーフ技法の集大成。この曲の何より特筆すべきは、旋律がすべてライトモティーフとその変形のみで作られていることに尽きます。
                       冒頭、全管弦楽によって極太のライトモティーフが序奏として演奏され、続いて重い足音のような低音に乗って、旋律が現れてきます。この旋律はもちろん「悪のモティーフ」そのものです。変形の仕方も基本的なリズム変奏はもちろんのこと、モティーフの1音を1オクターブ上げたりもしています。この「1音だけオクターブあげる」処理は、まるで鏡に映したかのように「同じだけど何か違う、でも同じ」な印象を与え、ここでもすぎやま氏の「音選び」の感性が生きていると感じさせます。
                       オーケストレーションにおいても高音域・中音域・低音域の使い分けが非常に見事です。とぐろを巻くような低音、鋭く突き刺すような高音。同じフレーズでも与える印象がまったく違いますよね。
                      また、この曲で特徴があるのが伴奏。基本的な4分の4拍子で音形も単純でありながらも、強烈なアクセントを伴った独特の荒々しい和音の構成は「原始主義」のテイスト。
                       音楽での「原始主義」とは、簡単に言うと民族性の強い音楽をさらに荒々しく、感情の赴くまま(=原始的に)に表現した音楽とでもいえるでしょうか。この作風の作品は決して多くはないですが、もっとも有名なのがイゴール・ストラヴィンスキー(1882〜1971)のバレエ音楽「春の祭典」です。複雑な不協和音とリズムで、初演の際にけが人が出るほどの大騒ぎを起こした作品としても知られていますが、現在ではオーケストラ音楽の重要なレパートリーの1つになっています。
                       「魔王との対決」においては、魔王がその悪の本能のままに暴れ狂う様子を「原始主義」の響きにのせています。しかし、「不協和」を伴った原始的な音でも決して不快感を招かない(むしろ、その強烈さにぞくぞくする)のはこの曲でも前出の「春の祭典」においても共通するところです。
                       一瞬の空白の後に、非常に冷たい伴奏に乗って、新たなフレーズが現れます。ファゴットのソロが長く続きますが、このソロももちろん「悪のモティーフ」の変形です。
                       ズヴァリ!これが、すぎやま氏の見せるモティーフ技法の最終進化形。このような自由な独奏を「カデンツァ」といいますが、たった4つの音からなるモティーフをこういう形に進化させるアイディアには本当に驚嘆させられます。
                       再び音楽は最初の主題へ。最後は全管弦楽で「悪のモティーフ」が高らかに演奏され、曲を閉じます。

                      ●時の子守唄
                       普通、こういうRPGのエンディング曲というのは、華やかなファンファーレや壮大な序奏からはじまり喜びにあふれた音楽が展開されるものなのでしょうが、この曲は最初からどうも「なんかエンディングっぽくない・・・」(←筆者個人的感想)と思いましたが、曲が進むにつれて展開されるのはドラクエらしい壮大なフィナーレ。今まで私たちが第3部で演奏するドラクエVIの曲についていろいろ見てきましたが、前出の「魔王との対決」がライトモティーフ技法の集大成なら、この「ドラクエVI」という組曲に流れる美学の粋を集めたのがこのエンディング曲「時の子守唄」です。
                       冒頭の序奏に流れる和音から何か煮え切らないというか不安定です。通常、きれいに解決されている和音の基本は「ド−ミ−ソ−ド」ですが、これは、なぜか左記の例でいう「ソ」にあたる音(第5音といいます)が半音下がっているため。家に例えれば、2階部分がなんかずれて建てられているように、安全ではあるが「なんか大丈夫?」的な印象を与えてしまうのですが、これも「音選びのセンス」がなせる技。序奏の序奏ともいえる箇所でわざとこのような不安定なものをいれることで、その後の序奏の展開を効果的に見せています。
                       その後に続く導入の楽句は、2つの音+3つの音のフレーズの組み合わせ(実際には、最初に1つ休符がありますが)。それがやがて「2+3+4」になり、繰り返されてさらに音の長さが倍になり、断固とした意思を持ったクレシェンドをすることによって、きわめてスケールの大きな序奏ができあがります。 この「2+3」というリズムはアントン・ブルックナー(1824〜1896)の作品にみられるもので(ブルックナー・リズムと言われます)、有名な交響曲第4番「ロマンティック」などに登場しています。また、同じ音形を繰り返して音楽を盛り上げていく手法もブルックナーが得意としたやり方です。
                       そして現れる主題。チェロと(途中から)ホルンによって奏でられる主題はどこまでも美しくせつなくやさしい歌。「エーゲ海に船出して」でも書いたすぎやま氏の「歌の美しさ」がここでも見事に示されています。
                       その後、曲は3拍子の自由な形式に変わり、ヴァイオリンとハープの伴奏にのって、トランペット、続いてイングリッシュ・ホルンによってが新たな旋律が奏されます。どことなく割り切れない印象を与えますが、この旋律は3拍子の中に4連符が入っているため。
                       この「割り切れない不安定さ」がこの曲の美しさのヒミツのひとつとも言えます。その後にオーボエの独奏で主題が現れ美しくかつデリケートに曲が進んでいきます。
                       
                       一瞬の沈黙の後に激しい低音の伴奏に乗ってまた序奏が再現されていきます。この序奏の再現、最初は「2+3」だけだったのが、今度は「2+3」のあとに「3+2」になっていることも面白いところです。(これも前出のブルックナーが得意とした技法のひとつ)。
                       そして全管弦楽で主題が再現されます。美しさにさらに壮大さが加わり、まさに曲の眼目ともいえるところです。さらに序奏に現れた「2+3」のリズムがたたきつけるような和音を伴って奏され、最後のクライマックスを築き上げていきます。そこで一瞬の総休止。
                       曲は一転してガラス細工のような繊細さをもって、だんだん小さく消え入るように進んでいきます。最後の5小節は主音(この場合は「ソ」)の音に第3音(「シ♭」)を入れるだけ。たった2つの音だけで作られる音楽が、ディミヌエンド(だんだん小さくする)しながらの繰り返されるだけなのですが、手のひらから美しい砂がさらさらと零れ落ちるような効果を作りあげています。
                       
                       そして、最後の最後。弦楽器によるごく小さな1音ですべてを解決させて曲を閉じます。


                       さて、ここまで今回私たちが演奏するドラゴンクエストの楽曲13曲について見てまいりました。いかがでしたでしょうか。「ゲーム音楽」というジャンルも、こういう分析的な視点で見るとさまざまな発見があることに、筆者自身も驚いています。毎回サムい駄洒落を入れるのが一番苦労した勉強させていただく思いで書かせていただきました。
                       また、ただの音楽好きなアマチュアプレイヤーにすぎないの筆者のにわかな知識からみても、このドラクエの音楽を生み出したすぎやまこういち先生が、その才能だけではなく古今東西のいろいろな音楽を勉強された上で作曲されているかが理解できました。ゆえに「大好き」だけではない。その音楽に心からの敬意と感謝を持って、演奏していかなければいけないなと改めて襟を正す気持ちにもなっております。

                       今回の私たちの冒険は、このブログを書いている時点(平成23年6月中旬)ではまだ始まりの序曲です。限られた時間の活動を通して、どんな音楽を作ることができるのか。筆者も楽しみなところです。そして、冒険の仲間たちも弦楽器を中心にまだまだ募集をしております!
                       何よりも、この「楽曲分析」が少しでも皆様がこの「ドラクエ」の交響組曲をより好きになれる、新たな発見を持って聴いていただける一助になるならばこれに勝る喜びはありません。

                       なお、一連の「楽曲分析」に当たってはいくつかのウェブサイトを参照させていただきました。


                       さあ、もょもと交響楽団の大冒険はいよいよはじまります!


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