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【活動レポート−7】今夜は眠れない

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     読書の秋・運動の秋・食欲の秋などいろいろありますが、もょ響メンバーにとってはこれに「練習の秋」が加わります。もょもと交響楽団の練習も中盤戦。ゲームで言えば船を手に入れ海に船出してさらなる世界を目指すところでしょうか。

    この日は、都内にて午前中枠の練習。指揮はわれらがマエストロ・田中さんです。

    ○時の子守唄
     
    以前にも書きましたが、全プログラム中もっとも音楽的な難易度が高い曲なので、時間を取って丁寧に練習をしていきました。最初はどうしてもうまくいかないところがあり、最初の通し(私たちは、最初に曲をランスルー(通し練習)をします)の後にマエストロ田中さんから出た言葉は


    「眠 れ ま せ ん !!」


    「誰も寝てはならぬ」(*)なんて名曲もあるんですが、この曲はそういうわけにはいかないですね。ゲームをプレイした方にはわかるかと思いますが、ドラクエVIはエンディングを迎えても一つだけどうしようもない悲しい事実があります。そんな悲しさを癒すような優しさを持ったこの曲。音色などを丁寧に練習していきました。

    ○序曲
     
     
     
     ドラクエ序曲はいろいろなバージョンがあり、好みはそれぞれ分かれるのですが、このIの序曲は非常にクラシカルな要素が強いんです。マエストロ曰く特に最初の弦楽合奏のイメージは、「中世の王宮の格式」。古典音楽をイメージしているので、明るい雰囲気の中にノーブルな気品を持たせていきたいのですが、メンバーは皆国歌ともいえるこのドラクエ序曲の思い入れが強く、音のイメージはどちらかというと







    「いくぜ竜王フルボッコ☆」。



    レベル30の勇者(←約60名)、王様の前で伝説の剣素振りしまくりついでに魔法連発。

    これでは気品も格式もあったもんじゃない(苦笑)と、弦楽器の首席たちを中心に最初の部分は「ハイドンやモーツァルトを弾くイメージ」でいこうと作戦をつくり、音の作り方を古典的な手法に切り替えました。このハイドンやモーツァルトの音作りってのは実はとてつもなく難しくかつ楽しい作業なんですけど、みんなが愛するこの序曲でこういった音作りができるのも楽しいものです。

     この序曲を作るうえでもう一つ大事なのが「抑揚」。せっかく古典的なスタイルで展開されている唯一の序曲なので、マエストロもこの音楽的な抑揚にこだわってさまざまな指示を出されていました。

    ○おおぞらをとぶ
     約2分半と短いながらも、大空を翔る不死鳥とそれにまつわるさまざまなストーリーが感じられる名曲。前回の練習ではとにかくパート間のつながりを大事に丁寧にアンサンブルを練習しましたが、今回はこれに引き続いて音色や歌い方の部分まで踏み込んでいきました。まだまだうまくいかないところ、練り上げるところは数多くあります!一つ一つの音に思いと願いをこめてお客様に感じていける演奏をしたいものです。

     
     
    (*)プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の中のアリア。フィギュア・スケートの荒川静香選手がトリノ五輪で使ったことで有名ですが、元はジャコモ・プッチーニの最後の歌劇「トゥーランドット」で歌われるテノールのアリア。
     
     
     
     

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