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Premium Concert III を終えて

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    もょ響指揮者の田中でございます。

    去る4/29に、「もょもと交響楽団 Premium Condert III」公演を無事に終了することができました。
    ご来場くださいましたお客様、応援してくださいましたみなさま、ありがとうございました。

    今回のコンサートを簡単に振り返ってみます。
    ご来場くださった方は「ああ、ああ、そういうことあった」と思い返していただき、残念ながら会場にいらっしゃらなかった方は、パパス無念の「ぬわーーっっ!!」の準備をどうぞよろしくお願い申し上げます。


    (1) ロビーコンサート

    開演前のひととき、会場ロビーにて小編成のアンサンブルで一足早くドラゴンクエスト楽曲の演奏を行いました。演奏曲目はこちら。

    ・王宮のホルン(VII)
    ・王宮のロンド(III)


    ミューズの荘厳な雰囲気にぴったりの楽曲でした。
    早くから会場に来てくださったみなさまに、少しでも早くドラゴンクエストの音楽の楽しみを共有したい!という思いで、参加メンバーは忙しいオーケストラ練習の合間をぬって、一生懸命練習に取り組んでおりました。

    「王宮のロンド」は、実はもょ響の第1回コンサートでも取り上げましたが、あれから5年、メンバーの合奏力の向上を私も感じて感慨深かったです。
    みなさまにもお楽しみいただけましたでしょうか。


    (2) コンサート本編

    さて、もょ響コンサート本編のお話です。

    前回のブログでもご説明いたしましたが、今回はドラゴンクエスト音楽の世界を通じてオーケストラの楽器について少しクローズアップしてみよう!という試みを前半でやってみました。
    普段オーケストラになじみのない方にも、いろいろな楽器を知っていただけたのではないかと思います。

    後半の交響組曲「ドラゴンクエストV」 天空の花嫁のステージでは、そのストーリーも含めてたっぷりとご堪能いただきました。
    改めてストーリーを振り返ると、本当に過酷な物語だったなーと思います。
    10年の奴隷生活とか、想像するだけで身震いしますよね……。

    世界の情景や主人公たちの感情、巨悪の脅威など、ドラゴンクエスト好き集団らしく音色に込めて演奏したつもりです。
    少しでも心に残る演奏ができていれば幸いでございます。


    (3) ぺぺぺぺ再び

    司会は、今回も金丸悠子さんでした。
    第1回コンサートよりずっとお世話になっております。

    心のこもった、やわらかく落ち着いた語り口が魅力ですが、ご本人もドラゴンクエスト大好きですから、お客様や楽団と共に世界観を楽しむ語り部として今回も大活躍でございました。

    そして例の「ふっかつのじゅもん」、今回も朗読していただきました!
    あの独特の「ぺ」の切り方、わかる方にはわかると思いますが、実際の「ふっかつのじゅもん」入力の空白部分も表現しています!こまかい!
    (例:とり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ)

    金丸さんは今回のような司会業でも活動されていますが、歌手としてもさまざまなフィールドで活躍しています。
    是非、歌手としての金丸さんの側面もお楽しみいただければと思います。

    ■金丸悠子 official web site
    http://kanamaruyuko.com/

    ■多摩川 / kanamaru yuko
    http://www.youtube.com/watch?v=ZxnE59VZ88Q


    (4) アンコールは、あの秘曲も!

    みなさまのあたたかい拍手でアンコール演奏をさせていただきました。
    ありがとうございました。
    演奏したのは、こちらの2曲。

    ・ずっこけモンスター(V)
    ・そして伝説へ(III)


    「ずっこけモンスター」は、DS版ドラゴンクエストV で、デボラの部屋にあったミニゲーム「スライムタッチ」のBGMとして、すぎやまこういち氏が新たに作曲した追加曲です。
    最近では「ドラゴンクエストX」の怪獣プスゴン戦のBGMとして有名かも知れませんね。この曲を聴きたいがために、何度スイの塔に行ったことか……マイスウィートハニー!

    ドラムと低音楽器のロックビートに乗せて、金管楽器を中心に強烈な音遊びを繰り広げる、すぎやまこういち氏のおちゃめさが前面に出た楽しい音楽でした。

    過去、2008年に開催された東京都交響楽団や京都市交響楽団のコンサートで取り上げられただけの貴重なこのオーケストラ版。
    今回はスギヤマ工房様のご厚意により、アマチュア楽団としては初めて演奏をさせていただきました。

    最後の「そして伝説へ」は、言うまでもなくシリーズを通してファンの多い曲だと思います。

    私は14歳から指揮の勉強を始めましたが、人前で合奏の指揮を披露したのは、15歳のときでした。
    そのときに吹奏楽部で演奏したのが、この「そして伝説へ」でした。

    「卒業生を送る会」というイベントで、卒業生を送り出すお祝い曲として演奏したんですけどね、私15歳ですからね、つまりですね、私自身が中学3年生で送られる身だというのに指揮してたっていう、ちょっとおかしなことになってましたけど、まあそれだけドラゴンクエスト大好きだったってことで……

    あれから20年以上が経過しまして、おかげさまで自分にとっての出発点となったこの曲を指揮する機会も増えました。
    なんだかんだで、今回で人生5回目の「そして伝説へ」の演奏でした。いや、いくらなんでもやりすぎだろう!!!!

    あんまり真面目なこと言うつもりはないのですが、私がいつもこの曲を演奏することで伝えたいのは、「夢はかなうものなんだよ!」ってことです。
    タイムマシンがあるならば、15歳の時代に戻って今の姿を自分に見せたい。

    ※ BGM:「まどろみの中で」(ドラゴンクエストIII)

    15歳ぼく「おじさん、だれ?」
    38歳ぼく「23年後のきみだよ」
    15歳ぼく「23年後のぼくは、何をしているの?」
    38歳ぼく「フフフ……きみが今の気持ちを忘れずに頑張っていれば、大人になってもずっとその『そして伝説へ』と共にいられるんだよ。がんばれよ、少年」
    15歳ぼく「……あ、あの」
    38歳ぼく「なんだい?」
    15歳ぼく「ぼく、そんなに太っちゃうの?」
    38歳ぼく「 」


    ……あれ、おかしいね?涙が出てきたね?

    それでは、またお会いしましょう!
    ありがとうございました。

    二度あることは(仏の顔も)

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      みなさま、お久しぶりです。
      もょもと交響楽団 指揮者の田中です。


      2012年1月の「Premium Concert II」の開催以降、たくさんの応援とご好評、そして次回のコンサート開催への期待とご要望までいただきました。
      前回の記事で速報しましたとおり、「もょもと交響楽団」がまたまたふっかつのじゅもんを入力して帰ってまいります。
      よくぞふっかつした。
      まあ実際、コンサート終演とその残務処理の中で、毎回「おお もょきょう! かいさんしてしまうとは なさけない」っていう誰かの心の声が聞こえているような気もしていまして、なんとなくもやーとした気持ちにはなってたんですよね……


      本家ふっかつのじゅもんは、一文字でも間違えて書き取っていたらアウトです。前回の続きなんて遊べません。
      もょ響がそのふっかつのじゅもんを紡ぐのも、それはそれは慎重に慎重を重ねたものです。


      私たちもドラゴンクエストとその音楽が大好きですから、また演奏したいなー、次やるとしたらどういうコンサート企画がいいかなー、きっとまた演奏したいなー、どんな会場だとお客様に喜ばれるかなー、絶対にまた演奏したいなー、どんな曲を演奏するといいかなー、あああああ演奏したいいいいいいいいい……というように、大変慎重に検討を進めてまいりました。


      ……ええ、まあそうです、「あああもう辛抱たまらん!」ってのが正直なところでもあります。
      でも、こうしてコンサートを重ねてこられるのも、ドラゴンクエストの音楽のファンとして支えてくださるみなさまのおかげです。
      改めて御礼申し上げます。


      さて、いよいよ第3回のコンサート、副題は「Premium Concert III」であります。
      スリーですよ、スリー。
      ゲーム・映画など、多くのものがそうであるように、「3作目」というのはある種「これまでの完成形」が期待され、またそれを達成するものが多いように思います。
      もょ響もついに期待の 3作目。かつて社会現象にもなった「ドラゴンクエストIII」のように、ドラゴンクエストオーケストラとしてのひとつの大きな答えを示せるコンサートになればいいなーと、大きな夢を描いてみたりしています。


      よく「二度あることは三度ある」なんて言います。本来は「次は失敗しないようにしろよ」っていう戒めの意味ですが、楽観的な「やっぱり三度目のコンサートができたね」っていうある種の惰性は一切排除し、「仏の顔も三度まで」の覚悟、つまりお客様の期待を裏切ることのないよう、しっかりと演奏を作り上げ、壮大なシンフォニック・エンターテインメントを提供できるように、今一度気持ちを引き締め直そうと思っています。


      あ、そうそう、「もょ響」の誕生秘話・名前の由来などについては、是非とも前回第2回コンサートのときの 【こちらの記事】 をご覧になってくださいね。
      私は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」も(当然のように)遊んでいるのですけど、もうね、「もょもと」っていうプレイヤーを見かけると街中で無駄に追っかけてますからね。
      言葉を発することなく、「うふふ、ぼく、もょもと交響楽団の指揮者ですよ、うふふうふふ」って心でつぶやきながら。
      ごめんなさいね、サーバー2●番に常駐してらっしゃるもょもとさん……あなたをじっと見てる赤い毛玉(と書いてプクリポと読む)がいたら、それは私です。


      今後、このブログでは、楽団に関すること、練習のこと、そして前回もご好評をいただきました大変コアな楽曲解説もきっと書かれるんじゃないかと思いますので、どうぞお楽しみに!
      それから、Twitterでも随時最新情報をお伝えしています。是非フォローしてくださいね!

      @MOyoKYO3rd_TW


      来年4月までまだ日数はありますが、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。
      また来ます。

      ふっかつのじゅもん!

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        このブログが更新されるのは、実に1年半ぶりくらいなのですが。
        もょもと交響楽団、「ふっかつのじゅもん」の入力に成功し、三たび戻ってまいりました!

        これから、このブログもまた更新させていただきます。

        どうぞお楽しみに!


        Premium Concert II を終えて

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          もょもと交響楽団指揮者の田中でございます。

          2012年1月22日に開催しました ”Premium Concert II - 音楽大活劇 - すぎやまこういち作曲 交響組曲「ドラゴンクエスト」より” にお越しくださいましたみなさま、本当にありがとうございました。

          2009年に開催した前回のコンサートに比べ、2倍以上の数のお客様に来ていただいたことに、正直私たちも驚きました。
          おかげさまで多摩市民館の大ホールがほぼ満席になり、たくさんのみなさまと共にドラゴンクエストの音楽の魅力を共有できたことは、演奏家の私たちとしても、大変大きな喜びになりました。

          指揮者として、そしてこのコンサートの企画書を最初に提出した人間として、今回のコンサートへの取り組みを振り返るにあたり、当日の最後のアンコールでも演奏しました、「この道わが旅」という言葉に寄せた思いが相当強かったように思います。

          他のところでも折に触れて話しているように思いますが、私自身、指揮・演奏活動をするにあたり、「良い音楽の創出」そのものをゴールには掲げていません。
          「良い音楽の創出」を経て、自分が人間として何を達成したいのか、周囲の人たちとどのように関わっていくのか、その活動の先にどんな価値を見出していくのか、そういうことを考えて音楽に取り組んでいます。

          もょもと交響楽団・すけさん吹奏楽団の演奏に関わってくださった参加者のみなさんが、今回の練習と公演を終え、またそれぞれの音楽活動や家庭生活や仕事などに戻っていくわけですが、「この道わが旅」の精神、つまり「それぞれが体験した作ってきた道が、それぞれの人生の旅につながりますように」と、今回の演奏の体験を明日からの生活に何か少しでもつなげていっていただけるとうれしく思っています。


          さて、まじめな話はこのくらいにして、コンサート当日の状況を軽く振りかえってみることにしますよー!


          (1) たくさんのお客様

          多摩市民館の大ホールが満席ギリギリになるところまでお客様にお越しいただけました。
          当日は天候不安があり、厳しい寒さもある中、たくさんのみなさまにご来場いただけたことに改めて深く感謝いたします。
          なんというか、もう、みんなドラクエ大好きだなー!!(共感)

          今回は親子席もご用意しておりまして、小さなお子様連れの方にも安心して演奏をお楽しみいただけたのではないかと思います。
          特にドラゴンクエスト初期のファンとなると、私と同世代の方々と思いますし、となると小さいお子様を抱えたパパやママが多いわけでして。
          未来のドラゴンクエストファンを抱えたパパやママのみなさん、これからもしっかりその音楽の魅力をお子様に伝えていってあげてくださいね!


          (2) すけさん吹奏楽団

          当日の司会アナウンスでも触れましたが、前回のコンサート同様、今回の吹奏楽団も公演前日に集まったばかりの即席楽団での登場となりました。
          しかし、即席とは思えない素晴らしい演奏であったように思います。
          前日のリハーサルを少し見学しましたが、演奏家のみなさんの演奏技術と集中力、伊藤マエストロの的確な演奏さばき、とにかく見事でした。
          限られた時間の中で最大限に成果を上げようとする、「オトナの力」がみなぎっていたように思います。
          正直なところ、「半年もかけて練習してきたもょ響やっべえ」とか思った瞬間もありました。
          すけ吹に参加してくださったみなさん、ブラヴォーでした!


          (3) もょもと交響楽団

          約半年の練習をみっちりこなし、コンサート当日を迎えました。
          もょ響は常設の楽団ではなく、その公演が実施されるごとに改めて結成し直される特殊な楽団です。
          今回もドラゴンクエスト好きの素晴らしい演奏家のみなさまに集まっていただき、毎回切磋琢磨して楽しく厳しく練習を積み重ねてこれたと思います。
          このブログでも主に取り扱った話題の楽団ですので多くは語りませんが、今回このメンバーで公演を乗り切れたことは、私としても本当に大きな喜びです。
          余談ですが、第1期のもょ響でも思ったのですけど、このメンバーで一般のクラシック楽曲にも取り組んでみたく思うのです……!


          (4) 司会の鬼才っぷり

          コンサートの司会は、企画初期の頃から「第1回に引き続き金丸悠子さんで」と決まっていました。
          第1回コンサートでは、ご自身もドラゴンクエストIII のファンだということで、特に物語に沿った空気作りが素晴らしく、ご来場くださったお客様のアンケートでも大変な好評が寄せられ、演奏家もステージで感動したものでした。

          今回のコンサートでも、第1部・第2部ではドラゴンクエスト音楽の楽しいガイド役、そして第3部ではシリアスなストーリーテラーとして、お客様をその世界に引き込んでいたように思います。
          状況に応じて、原稿にはないアドリブもいろいろと取り入れていらっしゃいました。
          Twitter などでも話題になっていましたが、あの「ふっかつのじゅもん」のしっとりとした朗読は、おそらく世界初だったのではないでしょうか!

          そんな司会の鬼才・金丸悠子さんの最大の持ち味といえば、「上品でクールな語り口」と「会場空気読み」。
          これらを武器にして、もょ響・すけ吹の演奏・演出効果を最大限に高めるために何をどのように司会すべきか……そんなことを、コンサート直前のある日、金丸さんと私のマンツーマンで、川崎・溝の口にある玉子料理店で 2時間みっちり打ち合わせしていたのです。

          司会原稿を元にして、それぞれのドラゴンクエスト作品の中身について相互理解を深めたり、当日の会場でも大反響だった「ぺぺぺ ぺぺぺぺ」の抑揚の調整をしたり……あの「ぺぺぺ」朗読を一番最初に単独で聴けた私は幸せものです!

          そんな金丸悠子さん、このように各種MCも素敵にこなしますが、歌手としても活躍しています。
          私も何回かライブにお邪魔していますが、長らく取り組んでいるジャズヴォーカル、そして最近リリースした大人のポップスアルバムもすごく楽しいので、「ぺぺぺ ぺぺぺぺ」「理不尽なベホマ」に感動した方は是非こちらもチェックを!YouTube の PV などもあります。

          ■金丸悠子 official web site
          http://kanamaruyuko.com/


          (5) アンコール演奏曲

          最後に、 自 分 の こ と で 恐 縮 で す が 、アンコール曲の話を。

          この日演奏したアンコール曲はこちらです。

          ■第1部 吹奏楽ステージ
          王宮のトランペット(V)

          ■第3部 管弦楽ステージ
          空飛ぶベッド(VI)
          この道わが旅(II)

          今回のコンサートのプログラムを考えるときに、演奏家のみなさんとともに指揮者自身も何か演奏課題を持とうということになり、それぞれがアンコール曲で楽器のソロ演奏に取り組んだのです。

          「王宮のトランペット」では吹奏楽指揮者の伊藤祥智がピッコロトランペット(一般のトランペットよりも高い音程の音が出ます)のソロを、「空飛ぶベッド」では管弦楽指揮者の私がシロフォン(木琴)のソロを担当しました。

          なかなかハードな課題でしたが、会場のお客様にも驚いていただいたようですし、私たち指揮者自身にとっても大変貴重で有意義な体験となり、挑戦して良かったと思っています。

          管弦楽のアンコールでは、本編のコンセプト(「ドラゴンクエスト・クラシックス」「ドラゴンクエストVI の世界から」)に沿って2曲選んだのですが、最後に演奏した「この道わが旅」は、ファンにとっても特別な思い入れのある音楽ではないでしょうか。

          ドラゴンクエストII の物語の最後では、力を合わせて困難に立ち向かった王子と王女たちが、またそれぞれの国に戻って自分の役目を果たしていきます。
          目標を達成したことによる「別れ」を切り口にしながらも、それぞれの未来を感じさせる音楽ですね。
          第2期の楽団結成・そして解散という2つの側面を併せ持った「もょもと交響楽団」にとって、これほどふさわしい曲はないんじゃないかと思って選びました。
          演奏中、この曲のコーダ(終結部)に突入した瞬間、私の視界もぶわっと滲んでいきました。やっぱりやばいね、この曲!

          ちなみに、第1回のコンサートのアンコールでは、ドラゴンクエストI のエンディングテーマ「フィナーレ」を演奏しました。
          そして第2回の今回は、ドラゴンクエストII のエンディングテーマ「この道わが旅」。
          これって偶然でしょうかね。どうなんでしょうかね。えへへ……



          ─────さて、今回の大掛かりな公演も無事に終了しまして、私自身も次の旅路に出ねばなりません。
          しかし、いつかまたこのもょ響の場に帰ってきて、メンバー全員がさらに大きく成長して、何か伝説を残せるような、そんなさらに素敵な楽団になれればうれしく思います。

          今回のコンサートにご来場くださったみなさまにも、何かわくわくするようなドラゴンクエスト音楽体験が残せていることを信じながら、旅の泉をくぐることにしましょう。

          ありがとうございました。またお会いしましょう!




          あ。おまけ。

          (6) すれちがい通信

          指揮者の譜面台に、さりげなく 3DS を仕込んでおきました。
          「すれちがいMii広場」ですれちがえた方、いらっしゃいますかね?
          トライフォースをかぶったおかしな男子がお邪魔してると思います。
          すれちがい伝説の勇者として活用してやってください!


          お久しぶりです、もょもと交響楽団です

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            もょもと交響楽団 指揮者の田中でございます。

            交響組曲「ドラゴンクエスト」シリーズを演奏するオーケストラ「もょもと交響楽団」がこのたび再結成され、2012年 1月に 2回目のコンサートを開催する運びとなりました。
            前回同様、吹奏楽ステージを含めた 3部構成で、ドラゴンクエストの名曲の数々をたっぷりとお楽しみいただきたく思います。

            今回はなんと、吹奏楽合同バンドにも名前が付きました!
            運営スタッフみんなで考えたその名前は、「すけさん吹奏楽団」。
            ドラゴンクエストII で、主人公・ローレシアの王子と共に旅をしたサマルトリアの王子の名前から付けました。
            もょもと交響楽団にとって、頼もしい旅の仲間になることでしょう。

            さて今回は、未来の話をするよりも、まずは改めて過去の振り返りをしておきたいと思います。

            2009年 8月16日に麻生市民館 大ホール(川崎市)で開催された「GAME MUSIC CONCERT 〜ドラゴンクエストの世界より〜」では、第1部の吹奏楽ステージを「吹奏楽合同バンド」が、第2部・第3部の管弦楽ステージを「もょもと交響楽団」が演奏いたしました。

            「吹奏楽合同バンド」は、このコンサートの前日に初めて出演者が集い、当日を含めてたった 2日の限られた時間内でリハーサルを行いました。
            指揮者の伊藤先生はドラゴンクエストの楽曲に大変詳しく、その知識と経験、そして何より溢れる愛情と情熱によって、極めて限られた時間の中で的確に音楽をまとめていらっしゃいましたが、とにかく出演者のみなさまのやる気やわくわく感がものすごかったですね。

            私もさりげなく打楽器演奏でお手伝いしていたのですが、まさに「大好きなドラゴンクエストの音楽を演奏できる!」という喜びに満ちた演奏になったと思います。
            私にとっても、大変楽しいステージになりました。
            当時演奏した「不死身の敵に挑む」(ドラゴンクエストV)のリズムの難しさには本当に苦労しましたけどね!

            管弦楽については、このコンサートのためだけの楽団を結成し、半年間しっかりと練習を行ってきました。
            それが「もょもと交響楽団」です。

            この楽団を創設するきっかけは、さらに遡って2007年頃の話になります。
            私と友人の 2人で「俺たちは交響組曲ドラゴンクエストシリーズを聴いて育った世代。世の中には自分たちでドラクエを演奏したいと考えてる人が多いはず。ちょっと企画してみよう!」っていう話をし、SNS の mixi で協力者を募り、1年ほどの企画期間を経て、2008年の 9月にその第1回目のオーケストラ合奏イベントを開催しました。

            この時点で既に40名弱ほどの方にご参加いただいて合奏を楽しんだのですが、この合奏イベントは現在に至るまで開催を重ねており、今年 1月に開催した第7回合奏イベントでは70名を越える方が参加され、大編成のオーケストラになって迫力ある演奏を楽しみました。
            やっぱり、世の中には「ドラゴンクエストを演奏したい!」と考えている方は大勢いたのですね!

            そんな合奏イベントを数回重ねながら、参加者層の「ドラクエ愛」を見極め、2009年の頭にコンサート開催と楽団員募集を唐突に発表したのです。

            当時の企画代表から楽団名を付けるように言われていたのですが、全国のドラゴンクエストファンにとっての共通の拠り所となる名前を……と考えた抜いた結果が「もょもと」でした。

            ご存知の方も多いと思いますが、これはドラゴンクエストII の有名な「ふっかつのじゅもん」によって生まれる主人公・ローレシアの王子の名前です。
            なんとも不可思議な字面と発音は、強烈な印象となって昭和のファミっ子(ってよく言ったよね!)の記憶に残ることになったのです。
            いきなりレベル48からスタートしちゃうその「ふっかつのじゅもん」、みなさん覚えていますか?

            ゆうて いみや おうきむ
            こうほ りいゆ うじとり
            やまあ きらぺ ぺぺぺぺ
            ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ
            ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ ぺぺ

            「ぺ」の数まで覚えているのが、真のもょもとファンです!

            「もょ響」という略称が生まれたのも、楽団名を発表してすぐのことでした。
            ちょっとタイピングしづらい名称だけど、それでもみんなこの名前を愛してくれました。

            ちなみに、実は当初「東京もょもと交響楽団」という案で進めていたのです。
            でも、いざ演奏会場を抑えてみたら神奈川だったっていう……それで「東京」を外した名称になったわけです。

            そんな「もょもと」王子の名のもとに、首都圏を中心としながら全国から楽団員が集まって練習を開始したわけですが、最初は本当にひどかったんです!演奏が!今だから思いっきり言うけども!!
            大好きなドラクエの演奏練習ができる喜びに満ちながらも、「これを人様にお聴かせするレベルに上げていくにはどうしたら……」という不安もありました。

            でも、もょ響には、ドラゴンクエストの音楽や、作曲者のすぎやまこういちさんの精神を愛する人ばかりが集まっています。
            自分たちが愛した音楽のために、様々な創意工夫をし、お互いの技術を高め合い、良い演奏を目指すことができました。
            私自身も、大好きなドラゴンクエストの音楽を通じて、音楽的・人間的な成長を実感した半年間でした。

            私はその後も指揮者としていろいろなオーケストラや吹奏楽団等と関わってきましたが、今こうしてもょ響の指揮台に再び戻ることを思うと、何か特別な感慨があります。
            前回のもょ響で一緒にコンサートという冒険の旅をした仲間もいれば、今回新しくもょ響に加わる仲間もいます。
            ドラゴンクエスト風にいうところの「もょもと交響楽団II」という新作が、はたしてどんな音になるのか、そしてどんな体験をもたらすのか、今から楽しみでなりません。

            2012年 1月、みなさまに新しいドラゴンクエストの音楽体験をもたらすことができるよう、努力してまいります。
            みなさま、どうかご支援のほどよろしくお願いいたします。

            最後になりますが、このたびの東日本大震災で被災された方々や、様々な影響を受けているみなさまに、心よりお見舞いを申し上げます。
            中には、ゲーム音楽やドラゴンクエストの音楽が大好きな方々も大勢いらっしゃることと思います。
            もょもと交響楽団の演奏は、きっと楽しくてわくわくするものになると思いますし、そうしていくつもりでおります。
            演奏会場までのアクセスは人によって状況は様々であると思いますが、このコンサートを楽しみにお待ちいただけたら、私たちも大変うれしく思います。
            一人でも多くのドラゴンクエストファンの方とともに、楽しく興奮に満ちたコンサートのひとときを過ごせるよう、私たちも頑張ります!

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