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【活動レポート】石口イライラが見たもょ響の世界

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    皆様、お久しぶりでございます。こちらで楽団ブログを書いていた石口イライラ(モナコに別荘)でございます。
    前回の楽曲解説以降すっかりご無沙汰してしまいましたが、ニースの太陽にも、モナコのカジノにもそろそろ飽きてきた冬のに日本で、ようやっともょもと交響楽団に合流させていただくことにしました。

    いや、でもしかし日本は遠い!途中パリ→ミラノ→ウィーン→サンクトペテルブルグ→ニューヨークと寄り道したら、東京まで2か月もかかってしまいましたよ。まあ不便な地球ですねぇ。

    さてさて、もょもと交響楽団はちょっと見ない間にも着実に練習を積み重ね、4/29に皆さんにより良い演奏をお届けするべく、参加者一同全員で音楽づくりに取り組んでいます。楽団のみんなはドラクエの音楽が大好き。だけど冒険の難関はかなり高く、苦戦しながらも楽しく団結して取り組んでいるようです。
     
     演奏会まで2か月を切ったこの3月は、もょもと交響楽団にとって非常に重要な練習が続きます。
    過日には、本番の会場「所沢市民文化センター」をお借りし、実際のホールでの練習を行いました。世界的な指揮者やオーケストラからも高い評価を得ているこのホールの特性をつかみ、本番の音作りへの傾向と対策を練る貴重な機会。要所要所で首席奏者たちが音を聞き、録音を取り、音楽を修正していきました。

     そして、3月の今後は2回の「特別レッスン」。
    なんと今回は、交響組曲の公式録音でおなじみの「東京都交響楽団」から2名のトレーナーをお迎えし、合奏と分奏のレッスンを付けていただくことになっています。2月にもこのトレーナーの先生をお迎えしての合奏レッスンがありましたが、なんというかもう「魔法のように音楽が変わっていく」プロセスの楽しさを参加者は体験したようです。作曲者すぎやまこういち氏の元で演奏された経験や解釈もたくさんお話ししてくださり、参加者一同きわめて貴重な機会を頂いています。この他にも第一線のプロ奏者の方に分奏を見ていただくなどしております。ご多忙な時間を割いて、もょ響の練習を見てくださる先生方には本当の感謝の思いです。

     重要な練習を自分たちの演奏の糧にして、もょもと交響楽団、ますます頑張ります!

    そうそう、これも重要なことですが、当日の座席指定券もすでに配券が始まっています!全国のCNプレイガイドから、電話予約・ウェブ予約して、全国のセブンイレブン・ファミリーマートで券をもらうシステムです。

    詳しくはこちらをご覧くださいね!
     久々の日本もいいものです。ちょっと今回は長め滞在をして日本の空気を、そしてもょもとの演奏を心から私も楽しみたいと思います。


     以上、活動レポートは石口イライラ(マルセイユにも別荘)でした★


     

    【活動レポート-1】大冒険への旅立ち

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      もょもと交響楽団事務局のサイファと申します。
      ついに、ついに、ああついに・・・・っ!

      2013年11月10日。第3期もょもと交響楽団は来年4月29日の演奏会に向けての音楽の大冒険に出発いたしました。
      今回演奏に使うのは、もちろん作曲者すぎやまこういち氏からお借りしたオリジナルの「公式楽譜」。
      参加する奏者たちはこの日初めて自分たちが演奏する楽譜を受け取るのです。そう、文字通りの「初見合奏」を行っていきました。

      合奏自体は午後からだったのですが、午前中からもう待ちきれない奏者たちがぞくぞくとやってきます。
      配られた楽譜をもとに、パート全員集まって演奏前の作戦会議に余念がない人たち。弓使いのチェックに余念がない弦の首席奏者。合奏が始まる前から自主的にパート練習を始める人たち。みんなこの日を楽しみにしてくれていたんだなあと、事務局の1人として本当にうれしいことです。初見合奏なのにゲネプロかと見間違うほどそろった奏者たち。みんな子供みたいに目をキラキラさせて楽譜を眺めています。合奏を始める前に、自分がこれからの活動についてちょっとお話してるあいだにも、演奏させろやゴルァ早く演奏したい!と奏者たちは待ちきれない様子でした。

       そして、中央に立ったマエストロ田中さんのタクトが上がった瞬間。みなの顔が音楽に真っ向からで取り組むオーケストラマンの顔に一転します。

       この日の初見合奏の目的は「最初から最後までとにかく全部の曲を通すこと」。ダンジョンで迷子になろうが、船が難破しようが全滅しようがとにかく通します。これは最初の段階でこれからの各自の課題を見据えるための重要な作業です。それでも
       予想通りというか、予想以上に手ごわい楽曲たち。私たちがこれから取り組む冒険は想像以上に困難が多い、険しい道のりになります。それでも、ソロを決めたソリストにはオーケストラから自然と温かい拍手があったり、真剣な中にも和気あいあいとした練習となりました。

       合奏終了後は、さっそく各パートで作戦会議。音の作り方の方向性を決めたりなど、これからの冒険にむけた傾向と対策を積極的に話し合うなど、ポジティブな光景が散見されます。次回からは、本格的な曲作り。もょもと交響楽団全員、来年の4月に向けて、全力で頑張ります!

       また、冒険は始まりましたが、コントラバスにほんの若干空席がございます!参加を検討されているコントラバス奏者の方は、ぜひこちらをご覧の上、ご応募ください!

      【活動レポート−9】ロマンスの神様

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         街は華やかなイルミネーションに彩られ、美味しそうなケーキや御馳走が並び、プレゼントなんかに心躍らせる。そう、世間はクリスマスです。気持ちは若いと主張しても見た目おっさんなサイファ3○歳独身なワタクシですが、そんなときにふっと思い出すのがタイトルの「ロマンスの神様」。おっさんだって、ロマンスの神様は今年はきっとぼくにも微笑んでくれるなんてちょっと信じて歩きながら思わず「ロマンスの神様この人でしょうか〜♪」と口ずさんで歩いてるんですよはい気持ち悪いとか言わないそこっ!!

         
        私たちもょ響もコンサートまで1か月。クリスマスの時期ではありますが、「リア充爆発!」「楽しくいい演奏を作ろう」を合言葉(?)に、真剣に練習に取り組みました。この日は午前中から午後までの長丁場の練習。

        午前中は小編成の楽曲を中心にアンサンブルの細かい詰めを。そして午後1番に「疑似本番」として全プログラムを本番と同じ形で通していきました。オケの練習組みのセオリーとして、あまりこういうことはやらないと思うんですが、今回、あえてこういう形でやらせていただきました。体力配分や表現の作り方などを全体的に俯瞰すると同時に、今、自分たちが目指す演奏に対してどの位のところにいるのか?という点を全体像を通してもう一度認識するためです。
         演奏に対してはうまくいってるところ、そうでないところもまだまだ多数あります。特に厳しいところ、詰めが必要なところを午後の後半ではみっちりと詰めていきました。マエストロも指導の要求が一層高くなり、熱が入ってきています。

        そんな厳しくも楽しい練習の中にちょっとした息抜きも。クリスマスということで有志がちょっとしたプレゼント交換会を持ちかけて楽しいクリスマスのちょっとしたイベントも行われたりしました。

         もょもと交響楽団の冒険はいよいよ天王山を前にしました。クライマックスの本番を前にし、仲間のすけさん吹奏楽団もその準備にメンバー全員が取り組んでいらっしゃることと思います。
         年が明ければすぐに本番を迎えます。お客様を前に、少しでも満足いただけるドラクエ演奏をめざし、もょもともすけさんもしっかり準備してまいります!


        このブログを書いているのは26日。冒頭の流れだと「ロマンスの神様どうもありがとう〜♪」と大声で歌う(笑)のですが、1年のうちこの日だけは深遠に知的にある大哲学者(*)の至言を深くかみしめます。



























        神は死んだ。


        皆様、よいお年を。


        (*)フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ(1844〜1900)代表作は「ツァラトゥストラはかく語りき」。

        【活動レポート−8】合奏と冒険の共通項

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           このブログ、すっかり更新ご無沙汰してしまいました・・・。いつものいつも通りのもょ響サイファです。
           いやいや忙しかったんですよ。毎朝ごとにエーゲ海の見える白亜の壁の極上スイートルームテラスでコーヒーシャンパンブレックファースト昼は白いドレスのコイビトと豪華クルーザーで語り合いながらプロポーズ最後はタイタニックのごとく船首で世界征服ああ俺って実はディカ○リオ夜はコイビトはドレスで盛装晩餐舞踏会ワルツはもちろん結婚ワルツ深夜はカジノでポーカースロットスライムレース右手にブランデー左手にコイン勇者様またまた大勝丑三つ時には美女のベリーダンスで勇者サイファ様アッサラーム〜♪・・・と多忙を極めておりましたのでございますよ自分の脳内世界限定で。



          もょもと交響楽団も演奏会に向けていよいよラストスパートの練習が行われております。11月から12月は演奏の力をつけるため、マエストロ田中さんを中心に毎回の練習で課題曲を決めて細かく詰める練習を行っております。
           「演奏の冒険」ってゴールがないんですよね。どんな曲でもこの部分をやっつけた(できるようになった)ならまた次の課題、そして一通りの課題をクリアしたらまた同じところが大きな敵となって立ちふさがる・・・といったように、目に見える楽譜の風景は同じでも戦う(練習する)ごとにどんどん強くなっていく・・・・ドラクエのゲームでも倒せばさらに進化して強くなるラスボスがいますが、曲の練習を積み重ねるプロセスの中ではこれと似たような感覚を感じることがあります。

           もょもと交響楽団でも、その楽譜を少しでもレベルを上げてで攻略しようと、通常の合奏練習だけではなく、自主的に分奏練習やパート練習なども行われています。また、練習後の打ち上げでも「ここはこうしたいね」「もっとこうしたらよくなるよね」といったパートの垣根を越えたコミュニケーションを取りながら進んでいけるようになってきたように思います。また、練習の合間にドラクエに限らず普通のクラシック曲(ハイドンやモーツァルトなど)の小編成の曲をアンサンブルすることで、楽しみながらも合わせる感覚を養うなどの練習も見られています。

           練習すればするほどその敵は強くなる。そして、強い敵を倒すために個人が、そして楽団が力をつけさらに高い課題に挑む。合奏音楽とドラクエの冒険ってそんなところにも共通点があるように思います。
           また、もょもと交響楽団の頼もしい相棒である「すけさん吹奏楽団」も、参加される方が着々と楽譜を攻略しているところです。こちらもどんなわくわくする冒険の成果を聞かせていただけるのが今から非常に楽しみですね!

          演奏会まであと1か月少々。もょもと交響楽団もすけさん吹奏楽団も冒険は第4コーナーを回るところとなりました。ご来場いただいた皆様にも楽しんでいただけるように、最後まで走り切っていきます。

          そうそう、もょ響のウェブサイトにもちょっとした仕掛けが施されています。ウェブサイトのトップページ、少し時間かけてご覧になってくださいね☆


          【活動レポート−7】今夜は眠れない

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             読書の秋・運動の秋・食欲の秋などいろいろありますが、もょ響メンバーにとってはこれに「練習の秋」が加わります。もょもと交響楽団の練習も中盤戦。ゲームで言えば船を手に入れ海に船出してさらなる世界を目指すところでしょうか。

            この日は、都内にて午前中枠の練習。指揮はわれらがマエストロ・田中さんです。

            ○時の子守唄
             
            以前にも書きましたが、全プログラム中もっとも音楽的な難易度が高い曲なので、時間を取って丁寧に練習をしていきました。最初はどうしてもうまくいかないところがあり、最初の通し(私たちは、最初に曲をランスルー(通し練習)をします)の後にマエストロ田中さんから出た言葉は


            「眠 れ ま せ ん !!」


            「誰も寝てはならぬ」(*)なんて名曲もあるんですが、この曲はそういうわけにはいかないですね。ゲームをプレイした方にはわかるかと思いますが、ドラクエVIはエンディングを迎えても一つだけどうしようもない悲しい事実があります。そんな悲しさを癒すような優しさを持ったこの曲。音色などを丁寧に練習していきました。

            ○序曲
             
             
             
             ドラクエ序曲はいろいろなバージョンがあり、好みはそれぞれ分かれるのですが、このIの序曲は非常にクラシカルな要素が強いんです。マエストロ曰く特に最初の弦楽合奏のイメージは、「中世の王宮の格式」。古典音楽をイメージしているので、明るい雰囲気の中にノーブルな気品を持たせていきたいのですが、メンバーは皆国歌ともいえるこのドラクエ序曲の思い入れが強く、音のイメージはどちらかというと







            「いくぜ竜王フルボッコ☆」。



            レベル30の勇者(←約60名)、王様の前で伝説の剣素振りしまくりついでに魔法連発。

            これでは気品も格式もあったもんじゃない(苦笑)と、弦楽器の首席たちを中心に最初の部分は「ハイドンやモーツァルトを弾くイメージ」でいこうと作戦をつくり、音の作り方を古典的な手法に切り替えました。このハイドンやモーツァルトの音作りってのは実はとてつもなく難しくかつ楽しい作業なんですけど、みんなが愛するこの序曲でこういった音作りができるのも楽しいものです。

             この序曲を作るうえでもう一つ大事なのが「抑揚」。せっかく古典的なスタイルで展開されている唯一の序曲なので、マエストロもこの音楽的な抑揚にこだわってさまざまな指示を出されていました。

            ○おおぞらをとぶ
             約2分半と短いながらも、大空を翔る不死鳥とそれにまつわるさまざまなストーリーが感じられる名曲。前回の練習ではとにかくパート間のつながりを大事に丁寧にアンサンブルを練習しましたが、今回はこれに引き続いて音色や歌い方の部分まで踏み込んでいきました。まだまだうまくいかないところ、練り上げるところは数多くあります!一つ一つの音に思いと願いをこめてお客様に感じていける演奏をしたいものです。

             
             
            (*)プッチーニの歌劇「トゥーランドット」の中のアリア。フィギュア・スケートの荒川静香選手がトリノ五輪で使ったことで有名ですが、元はジャコモ・プッチーニの最後の歌劇「トゥーランドット」で歌われるテノールのアリア。
             
             
             
             

            【活動レポート−6】最強の勇者との対決!

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               10月9日、この日は午前中から夕方までの練習メニューが組まれていました。
              午前中は管分奏。バイキルターY氏を中心に、午後の合奏メニューの曲を事前にチェックする練習を行っておりました。特にこの日練習予定の曲目は金管楽器群のアンサンブルが非常に重要なファクターなこともあり、この辺の練習は重点的に行っていた様子です。

               午後からは合奏では約1ヶ月半ぶりにマエストロおにくこと、田中さん登場!われらがマエストロ・田中さんは過日行われたゲーム音楽フェスティバル「4starオーケストラ」のオーケストラ公演の指揮を担当し、素晴らしい演奏会を作られました。たくさんの人気ゲーム音楽が演奏されましたが、ドラクエだけはオケで取り上げられなかった(吹奏楽公演で演奏されました!)せいか、いつもよりもニコニコされていた様子?

               ●魔王との対決
               8月の合奏では「バトル曲ではみんなモンスターになったつもりで思う存分ボクに憎しみをぶつけて!」と熱く訴えられたマエストロ。その言葉に普段なら遠慮なくffで襲い掛かるメンバーたちですが、この音楽はただ力の限り憎しみをぶつけても戦えない曲なんです。最後の巨悪・魔王との戦いを描いたこの音楽は以前の楽曲分析にも書いたとおり「悪のモチーフ」の素材をこれでもかと使い込んだ曲ですが、非常にとりにくい音程、カデンツァ風ソロなどの技巧、そしてあえて薄いオーケストレーションを使って表現される緊迫感などなど音楽的難所も満載。ただ憎しみを力の限りぶつけるだけでは勝てない。憎しみが強い音楽ほど逆に頭脳と冷静さが求められます。中央に立つ憎き勇者ニック(←仮名)はその武器を駆使し、荒ぶるオーケストラを時にはさらに力強く、中間部では丁寧なアンサンブルを作っていきます。もちろん、コンサートでの勇者はご来場いただくお客様です。最強の勇者との対決(?)に備えて、我々も練習をつんで力を蓄えていきます!

               ●勇者の故郷〜馬車のマーチ
               譜面を見た限りではそれほど難しくない曲なんですが、特に前半は全体的に和声の構造が非常に繊細な楽曲です。「お、譜面簡単で弾きやすい」とかおもってると全体ぶち壊ししかねないこともあり、アンテナの張り方が非常に難しい曲なんですね。逆に後半の「馬車のマーチ」は第2部の締めくくりでもあり、音楽の爆発力も求められますが、それ以上に求められるのがサウンドの緊張感。ffとppのコントロール感などもふまえて、サウンド作りに取り組んでいきました。
               
               ●エーゲ海に船出して
               前回のウェブ担当の投稿では「妄想交じりの練習レポート」なんて言われちゃいましたが、違うんです。音楽には「ストーリー」っちゅーもんがあるんですよ。曲を自分のものにしていくにはそのストーリー立ても大事な要素。そう、ここはオーシャンビューのスイートルーム。朝目覚めてフランス窓を開けると目の前には朝日に輝くエーゲ海ですよそこで窓辺に腰掛けて朝日を浴びながら目覚めのコーヒーかなんかを傾けるといつのまにか傍らに愛してやまない恋人が寄り添っていてふと振り向くとにっこり笑っておはようのくちづけはいはい妄想スタァァァァップそこまでで終ーーーー了ーーーー!!

              (さあ深呼吸)

               前回はまだまだ東京湾程度(苦笑)と書きましたが、前回の練習からまた練習をつんできたメンバーは、エーゲ海に船出しようと全力で取り組みます。マエストロからも「輝きが出てきましたね!」とほめられつつも、「まだまだ見えるのは大磯ロングビーチですけどね!」と厳しいお言葉も。せめてハワイくらいまでは見えるようにしたいですが・・・・。音楽的な表現力が求められるこの曲も、基本に忠実に丁寧に歌っていけるようにまだまだ精進していかないといけないですね。


              だけど、だけどっっ・・・・!






              きれいですよいいところですよ大磯ロングビーチ!海は見えるしスイートルームあるし昔は水泳大会だってやってたし(古)!!!
               

              【活動レポート−5】空と海とオカリナ

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                  今日は午前中のみの練習です。この日は、吹奏楽指揮の伊藤さんを中心に、弦楽器と木管楽器が集まって練習。編成の薄い曲を中心に、弦と木管のアンサンブルを練習していくのが主目的です。そして、この日の練習曲目がタイトル。なんか似たようなタイトルを目にしたことがあるのはたぶん気のせいです(笑)

                まずは「空」。もちろん「おおぞらをとぶ」です。美しいメロディがひときわ際立っていますが、弦楽器と木管楽器が結構複雑かつ有機的にからまっています。そのアンサンブルがごく自然に出来ることによってあの雄大さがでてくるわけなんですが、これがうまくいかないと、ソロがうまくても伝説の鳥は低空飛行。オーケストラ全体で演奏するところを中心にメロディラインと伴奏のからみかた、特に木管に割り当てられている伴奏系のつながりを中心においてチェックを進めていきました。

                「海」は「エーゲ海に船出して」。美しく幻想的なこの曲では、タイトルどおり音楽で「エーゲ海」を浮かび上がらせる演奏をしたい!というのが筆者個人的な野望なんです。そう、舞台はギリシア。真っ白い帆をあげた船に愛する恋人と乗り込み紺碧の海を2人語らいながら甲板でシャンパンなどを傾けて優雅にクルージングしていると恋人の髪の毛が風になびいてちょっと帽子なんかも飛ばされそうになったりしていつしか夕陽が海をオレンジ色に染めるころに指輪を恋人の指にはめながら2人永遠の愛を誓うくちづけって誰か止めてええええええ!!!

                ・・・・と、とにかく筆者の妄想個人的イメージはともかく、この曲はそのガラス細工のような繊細なオーケストレーションを壊さないアンサンブルをしていかないといけないんですね。今日は特にメロディラインとのアンサンブルに重点を置いて練習をしていきました。しかし、やはりこの曲は難しい!ドラクエVIの曲はその音楽的な表現に高いレベルで求められるため練習も大変です。正直今の状況は「エーゲ海」よりも「東京湾」に近い感じ(苦笑)なのですが、本番には皆さんの目にエーゲ海を見せられるようにがんばります!

                「奇蹟のオカリナ」は、同じアンサンブルを木管→弦と受け継いでいきます。それぞれ独立して曲を進めますが、この2つがきちんとそろっていないとちぐはぐになってしまいます。オーケストレーションの基本に基づいて、メロディ・対旋律・和声・ベースラインときっちり作られている曲なのですが、分散和音で動く和声パートが結構やっかいで、これを担当しているクラリネットとヴィオラ(←筆者担当楽器)は指揮者にしっかり捕まってちょっと冷や汗でした・・・・・

                 この日の指導者である吹奏楽指揮の伊藤さんはプロフィルをご覧になってわかるとおり、穏やかでいつもニコニコとしたさわやかなお方。指導も的確ながら穏やかに和気藹々とかつテンポよく進めていただけます。だけど、そのニコニコの中にも決して妥協がないのが彼のすごいところ。ドラクエ音楽をこよなく愛する伊藤さんの吹奏楽ステージもまた楽しみです。

                【活動レポート−番外編1】サウンドの化学反応

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                   冒険には息抜きも大切。勇者たちの厳しい戦いにはちょっとした遊びや娯楽も程よいアクセントになるだけではなくそんな息抜きの場で役に立つ情報やアイテムなんかもゲットできたりするものですよね。そんな冒険の途中の息抜きのお話です。

                   9月11日の練習日、偶然にも私たちもょもと交響楽団と同じ時間・同じ施設・同じフロアであるオーケストラがリハーサルをされていました。
                   その団体は「コスモスカイオーケストラ」さん。ゲーム音楽を中心に演奏活動をするオーケストラです。大変有名な団体さんですのでご存知の方も多いと思います。
                   我々もょもと交響楽団のマエストロ・田中さんはこのコスモスカイオーケストラさんの指揮者も兼任されており、メンバー同士の交流もある団体さんだったのですが、この偶然をいい機会として音楽的な交流をしたいという意見が持ち上がり、両団のスタッフの尽力でお互いの練習集合後にちょっとした合同合奏会が実現しました。

                   もょもと交響楽団とコスモスカイオーケストラさん。同じ「ゲーム音楽」を演奏する楽団と思われるのですが、同じジャンルでもその「音楽的なアプローチ」はまったく違う楽団です。
                   私たちもょもと交響楽団は、演奏する「ドラクエ」という曲が「オリジナルのオーケストラ作品」として書かれている作品ということもあり、曲に対する音楽的なアプローチはきわめてクラシックです。言ってしまえば「ゲーム音楽」を交響曲やバレエ音楽のような視点でとらえて演奏します。
                   これに対し、コスモスカイオーケストラさんはゲーム音楽を中心とした楽曲を「実用音楽」という切り口で構成し、演奏される楽団です。従来のオーケストラ編成にとらわれず、ドラムスやエレキギターなどを積極的に取り入れることで、その楽曲の世界観に最もふさわしいサウンドを追求されます。
                   そんな性格の違う2つの楽団がお互いの曲を一緒に演奏したらどういうサウンドが生まれるのか。

                   音の化学反応って本当にあるんです。料理でもまったく違う味が混ざると新しい美味しさが生まれるように、違う性格を持った2つの楽団の音がブレンド(?)されたサウンドは演奏していてびっくりするほど厚く熱く生き生きとしたものでした。これには指揮台に立っていたマエストロ・田中さんも驚かれた様子。両楽団のメンバーもこの演奏効果を体に感じて短いながらも非常に有意義な時間となったようでした。

                  コスモスカイオーケストラさんは、10月2日(日)に開催される「4starオーケストラ」(チケットは完売)へ出演の後は来年の5月26日(土)に第4回定期演奏会を開催されるとのこと。来年1月のもょもと交響楽団の演奏会が終わった後は、こちらの演奏会にも注目です!



                  【活動レポート−4】神は細部に宿る

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                     もょもと交響楽団、冒険は着々と進んでおります!

                    この日の指導者は当オケのホルン奏者で団内トレーナーのYさん。普段はその美しくもパワフルなホルンの音色で「バイキルター」の名をほしいままにしている(笑)方ですが、指導者としての活動もされている方です。

                    この日はドラクエVIの後半曲を中心に合奏を行いました。その中でも力を入れていただいたのがエンディング曲の「時の子守唄」。全体に流れる美しさもさることながらオーケストレーションもきわめて綿密に作られており、今回の全プログラム中、音楽的な難易度については最も高い曲ともいえます。

                    こういうタイプの曲は音程や音の長さといったアンサンブルの基本事項をきっちりと作っていくことがまず第一。Yさんはこの点をしっかりと構築していくことに主眼をおき、細部までキメ細かく見ていただきました。そのうちに各パートの首席を中心にアンサンブルの音楽的コミュニケーションがすごく取れるようにもなってきます。
                     そうするとあら不思議。このようなプロセスを経てオーケストラのアンサンブル感の統一感が出てくると、メロディや周りの音にぐっと締まりが出てきます。Yさんの指示に基づいたちょっとしたアンサンブルでメロディが浮き立ってきたり、伴奏の和音変化がぐっと感動的にクローズアップされたり。これが奏者たちの耳で感じられるようになると、おのずと演奏に積極性が現れてくるんですね。さすがバイキルター。

                     もう一つの重点練習が洞窟の曲。特に中間部にあたる「ラストダンジョン」が厄介です。ドラクエに限らず、いろんな作曲技法が進化した近代のクラシック音楽において、「譜面上シンプルな曲」というのは簡単そうに見えて実はワナだらけだったりします。
                     この「ラストダンジョン」も例外にもれず。ちょっと気を抜くと落とし穴に落ちる・位置を見失う・仲間のところに戻れなくなるなど、リアルなダンジョン攻略のような状況に陥ります。いやホントに。
                     ここでもしっかりと基本に返り、ダンジョンマップ(←楽譜)の通りに丁寧にあわせていくという練習を中心に行うことで、かなりすっきりと整理されてきたように感じます。

                     もょもと交響楽団の冒険、難関だらけ強敵だらけ。でもそれでもどんとこいです!

                     そして、この日の練習後にはちょっとしたイベントが企画されていたんです。
                     

                    【活動レポート−3】愛は憎しみを超えて

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                       最近ブログタイトルにロマンを求めるのがマイブームのサイファです。

                      8月27日(土)、約1ヶ月ぶりの合奏。今日のお題は「街メドレー」と「戦闘」です。第2部・第3部からこれらをチョイスして練習を行いました。
                      ドラクエの街メドレーというのは、非常に明るい雰囲気の曲が多いですよね。街のさまざまな場面をメドレーにしていることから、1つの曲の中でさまざまな音楽的な表情を求められるのが、ほかの曲にはない特徴でもあります。

                       それらの中でも難しいのが「カジノ」の音楽です。一昨年の演奏会でも街メドレー(「街でのひととき」@IV)を取り上げましたが、その中にある「楽しいカジノ」には苦戦した思い出があります。ご存知の通り、ドラクエのカジノは「明るく楽しい」ところです。虹色のネオンに彩られた華やかな場所で、バニーちゃん仲間とポーカーやスロットマシンなどで厳しい冒険の息抜きをするところですよね。ドラクエのカジノ音楽は、この「カジノの空気」を出すために、あえて響きにくい調性を使うなどの工夫がされています。
                       この独特の「空気感」がこの曲のアンサンブルで最も難しいところ。どうしても全体的に重く、暗くなってしまうため、マエストロの最初の感想は「まるで闇社会の裏カジノ」。音楽の色彩はまだまだ黒服にサングラス状態ですが、もょ響はがんばります。目指せバニースーツ(違)!

                       前半からは「世界をまわる」これも非常に難しい曲です。多彩な色彩感に加えて、テクニカルな部分でも高い水準が要求されます。これもまだまだ課題は山積。丁寧に一つずつクリアしていくための約束ごとを決めていきました。

                       バトル曲においてはマエストロから非常に面白い解釈が提示されました。
                      いわく、「これは、モンスターの側から見た音楽」だということ。モンスターからみた勇者一行は当然ながら敵です。しかも勇者たちの命を奪おうと、「憎しみ」を持って襲い掛かってきます。その「憎しみ」を演奏にこめてということでしょうか。
                       マエストロからも「バトル曲の間はどうか僕を思う存分憎んでください!」とのお言葉もありました。「それってオケ全員まもののむれってこと?」という一抹の疑問(笑)はさておいて、その指揮者の要求には遠慮なく答えさせていただきます!目の前にいる勇者指揮者に襲い掛かるメンバーたちの演奏には一段と力がこもりましたが、これもメンバーの愛があればこそ。

                      「憎しみ」という表現も楽曲への愛で昇華させる演奏を目指してもょもと交響楽団はこれからも冒険していきます!
                       

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