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Premium Concert III を終えて

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    もょ響指揮者の田中でございます。

    去る4/29に、「もょもと交響楽団 Premium Condert III」公演を無事に終了することができました。
    ご来場くださいましたお客様、応援してくださいましたみなさま、ありがとうございました。

    今回のコンサートを簡単に振り返ってみます。
    ご来場くださった方は「ああ、ああ、そういうことあった」と思い返していただき、残念ながら会場にいらっしゃらなかった方は、パパス無念の「ぬわーーっっ!!」の準備をどうぞよろしくお願い申し上げます。


    (1) ロビーコンサート

    開演前のひととき、会場ロビーにて小編成のアンサンブルで一足早くドラゴンクエスト楽曲の演奏を行いました。演奏曲目はこちら。

    ・王宮のホルン(VII)
    ・王宮のロンド(III)


    ミューズの荘厳な雰囲気にぴったりの楽曲でした。
    早くから会場に来てくださったみなさまに、少しでも早くドラゴンクエストの音楽の楽しみを共有したい!という思いで、参加メンバーは忙しいオーケストラ練習の合間をぬって、一生懸命練習に取り組んでおりました。

    「王宮のロンド」は、実はもょ響の第1回コンサートでも取り上げましたが、あれから5年、メンバーの合奏力の向上を私も感じて感慨深かったです。
    みなさまにもお楽しみいただけましたでしょうか。


    (2) コンサート本編

    さて、もょ響コンサート本編のお話です。

    前回のブログでもご説明いたしましたが、今回はドラゴンクエスト音楽の世界を通じてオーケストラの楽器について少しクローズアップしてみよう!という試みを前半でやってみました。
    普段オーケストラになじみのない方にも、いろいろな楽器を知っていただけたのではないかと思います。

    後半の交響組曲「ドラゴンクエストV」 天空の花嫁のステージでは、そのストーリーも含めてたっぷりとご堪能いただきました。
    改めてストーリーを振り返ると、本当に過酷な物語だったなーと思います。
    10年の奴隷生活とか、想像するだけで身震いしますよね……。

    世界の情景や主人公たちの感情、巨悪の脅威など、ドラゴンクエスト好き集団らしく音色に込めて演奏したつもりです。
    少しでも心に残る演奏ができていれば幸いでございます。


    (3) ぺぺぺぺ再び

    司会は、今回も金丸悠子さんでした。
    第1回コンサートよりずっとお世話になっております。

    心のこもった、やわらかく落ち着いた語り口が魅力ですが、ご本人もドラゴンクエスト大好きですから、お客様や楽団と共に世界観を楽しむ語り部として今回も大活躍でございました。

    そして例の「ふっかつのじゅもん」、今回も朗読していただきました!
    あの独特の「ぺ」の切り方、わかる方にはわかると思いますが、実際の「ふっかつのじゅもん」入力の空白部分も表現しています!こまかい!
    (例:とり やまあ きらぺ ぺぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺ ぺぺぺぺ)

    金丸さんは今回のような司会業でも活動されていますが、歌手としてもさまざまなフィールドで活躍しています。
    是非、歌手としての金丸さんの側面もお楽しみいただければと思います。

    ■金丸悠子 official web site
    http://kanamaruyuko.com/

    ■多摩川 / kanamaru yuko
    http://www.youtube.com/watch?v=ZxnE59VZ88Q


    (4) アンコールは、あの秘曲も!

    みなさまのあたたかい拍手でアンコール演奏をさせていただきました。
    ありがとうございました。
    演奏したのは、こちらの2曲。

    ・ずっこけモンスター(V)
    ・そして伝説へ(III)


    「ずっこけモンスター」は、DS版ドラゴンクエストV で、デボラの部屋にあったミニゲーム「スライムタッチ」のBGMとして、すぎやまこういち氏が新たに作曲した追加曲です。
    最近では「ドラゴンクエストX」の怪獣プスゴン戦のBGMとして有名かも知れませんね。この曲を聴きたいがために、何度スイの塔に行ったことか……マイスウィートハニー!

    ドラムと低音楽器のロックビートに乗せて、金管楽器を中心に強烈な音遊びを繰り広げる、すぎやまこういち氏のおちゃめさが前面に出た楽しい音楽でした。

    過去、2008年に開催された東京都交響楽団や京都市交響楽団のコンサートで取り上げられただけの貴重なこのオーケストラ版。
    今回はスギヤマ工房様のご厚意により、アマチュア楽団としては初めて演奏をさせていただきました。

    最後の「そして伝説へ」は、言うまでもなくシリーズを通してファンの多い曲だと思います。

    私は14歳から指揮の勉強を始めましたが、人前で合奏の指揮を披露したのは、15歳のときでした。
    そのときに吹奏楽部で演奏したのが、この「そして伝説へ」でした。

    「卒業生を送る会」というイベントで、卒業生を送り出すお祝い曲として演奏したんですけどね、私15歳ですからね、つまりですね、私自身が中学3年生で送られる身だというのに指揮してたっていう、ちょっとおかしなことになってましたけど、まあそれだけドラゴンクエスト大好きだったってことで……

    あれから20年以上が経過しまして、おかげさまで自分にとっての出発点となったこの曲を指揮する機会も増えました。
    なんだかんだで、今回で人生5回目の「そして伝説へ」の演奏でした。いや、いくらなんでもやりすぎだろう!!!!

    あんまり真面目なこと言うつもりはないのですが、私がいつもこの曲を演奏することで伝えたいのは、「夢はかなうものなんだよ!」ってことです。
    タイムマシンがあるならば、15歳の時代に戻って今の姿を自分に見せたい。

    ※ BGM:「まどろみの中で」(ドラゴンクエストIII)

    15歳ぼく「おじさん、だれ?」
    38歳ぼく「23年後のきみだよ」
    15歳ぼく「23年後のぼくは、何をしているの?」
    38歳ぼく「フフフ……きみが今の気持ちを忘れずに頑張っていれば、大人になってもずっとその『そして伝説へ』と共にいられるんだよ。がんばれよ、少年」
    15歳ぼく「……あ、あの」
    38歳ぼく「なんだい?」
    15歳ぼく「ぼく、そんなに太っちゃうの?」
    38歳ぼく「 」


    ……あれ、おかしいね?涙が出てきたね?

    それでは、またお会いしましょう!
    ありがとうございました。

    コンサート当日の傾向と対策2014

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      みなさま、こんにちは。
      もょ響指揮者の田中でございます。
       
      いよいよ、コンサート開催が明日に迫りました。
      会場の「所沢市民文化センター ミューズ」はとても素晴らしいホールですので、特別な時間をお過ごしいただけることをお約束いたします。
       
      なんと言ってもね!ホール前の広場は仮面ライダーがちょいちょい戦ってるところ(ロケ地)だからね!
      (初めて当地を訪れたときの私の印象はこれ)(←スーパーヒーロータイムは欠かさず見てます38歳)

      もょ響は昨日、ゲネプロという「通し稽古」を行いまして、コンサート前の練習をすべて終了いたしました。
      ステージへの入場や司会の入るタイミングなど含め、本番さながらのぶっ通し練習をしまして、全体の進行を確認しました。
      これで準備万端、あとはコンサート当日にお客様をお迎えするだけ……

      ということで、今回もやりますよ傾向と対策!
      「今回も、って何だよ」って感じかも知れませんが、毎回これ楽団代表にやらされ自発的にやっております。

      前回のコンサートでの「傾向と対策」はこちらです。
      基本的なところは今も変わりませんので、是非お読みになってくださいませ。
      http://blog.moyokyo.com/?eid=25

      さて、今回のコンサートの概要や、コンセプトや聴きどころなどについて簡単にご案内いたします。
      ちょっと頭の隅に入れて、是非コンサートにいらしてください!
       
      今回のコンサートは、大きく分けて2つのステージがございます。
      「アラカルトステージ」と「天空の花嫁まみれステージ」です。
      それぞれについて、順を追ってみてみましょう。


      ■第1部 アラカルトステージ

      最初にお届けするアラカルトステージ、その名のとおりですが、新旧のドラゴンクエストシリーズより、楽曲をチョイスしてお楽しみいただきます。
      しかし、ただ単に「この曲を演奏したい!」っていう思いで集めた曲ではなく、きちんとしたコンセプトがございます。

      ドラゴンクエストシリーズの作曲者・すぎやまこういち先生は、「青少年のオーケストラ入門なれば」という思いで、交響組曲ドラゴンクエストシリーズを世に出し、全国各地でそのコンサートを開催されてきました。

      もょもと交響楽団もその思いに沿って、「ドラゴンクエストの音楽を通じて、オーケストラの楽器の魅力を知ってもらおう!」という企画でこの第1部を組んでおります。

      オーケストラでは実にさまざまな楽器が活躍しますが、大きく分けて「弦楽器」「木管楽器」「金管楽器」「打楽器」の4種に分けられます。
      それらの楽器群が活躍する曲を選び、存分にそのサウンドを楽しんでいただければと思います。

      普段オーケストラではあまり使わない珍しい楽器や、派手に暴れる打楽器など、見どころ・聴きどころも多いですよー!

      ■第2部・第3部 交響組曲ドラゴンクエストV 天空の花嫁
       
      みんな大好きですよね、ドラゴンクエストV。
      その交響組曲を全曲演奏します。全曲ですよ全曲。やったね!

      1992年に発売されたこのドラゴンクエストV……え、1992年なの?もう22年も前のゲームなの?まじで?それを思うとちょっと愕然としますよね……(主に自分の歳とった感に)

      ドラゴンクエストVといえば、親子3代に渡る壮大なストーリー、結婚相手を選ぶイベントが印象深く、モンスターを仲間にするのにも必死になりましたよね。
      最近では PlayStation 2 や Nintendo DS のリメイク版も親しまれていましたし、広い世代に親しまれた作品だと思います。

      もょもと交響楽団はこれで3回目の演奏会となりますが、ひとつのドラゴンクエスト作品の交響組曲全曲演奏というのは、これが初めての取り組みとなります。
      前回は「ドラゴンクエストVI 幻の大地」をメインに取り組みましたが、主だった楽曲を抜粋しての演奏でした。
      少しずつ、この音楽の大河ドラマに体を慣らしていきながら、ようやく「全曲演奏」までたどり着いた感じがします。

      楽曲数的にも技巧的にも決して易しくないものですが、ひとつの作品を俯瞰して、ストーリー性を感じながら練習してこれたのは、本当に楽しいものでした。

      みなさまそれぞれに、ドラゴンクエストV の思い出がおありだと思いますので、その思い出の引き出しを思いっきり開けて、わたしたちの音の世界にどっぷり浸かって楽しんでください!

      もょもと交響楽団は、正直申し上げてドラゴンクエストに対して相当アレなプレイヤーが多い楽団です。
      つまり、客席のみなさまと同じ気持ちでドラゴンクエストとその音楽を見つめてきた集団です。
      この「天空の花嫁」の世界、一緒に感動を共有したいですね!


      さて、ここで少し目線を変えてみます。
      最近のドラゴンクエストシリーズでは、過去のシリーズから楽曲を復活利用しているケースが多いですね。
      ここでは、ドラゴンクエストトIX、X について、今回のコンサートで取り上げる楽曲をまとめてみました。
      新しいシリーズのファンの方も、是非この楽曲の演奏を楽しみにしてください!
       
      <ドラゴンクエストIX 星空の守り人>
      ・ダンジョン(III):宝の地図の洞窟でのBGM
      ・戦いのとき(III):バラモス戦のBGM
      ・大魔王(V):ミルドラースのBGM

      <ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 / 眠れる勇者と導きの盟友 オンライン>
      ・急げ!ピンチだ(VIII):ピンチのイベント時BGM
      ・海原の王者(VII):グランドタイタス号BGM
      ・戦火を交えて(V):真レンダーシア大陸通常戦闘BGM
      ・不死身の敵に挑む(V):レンダーシア編ストーリーのあの(うわー何をする)戦BGM

      私も、初めて真レンダーシア大陸に足を踏み入れて戦闘になったときに流れてきた音楽(「戦火を交えて」)には感激しました!こんな感じで。

      「うわあああああファイブ!ファイブの戦闘曲!」
      「うひいいいいいい」
      「ああ、ここね、演奏難しいんだよね」
      「合奏練習、いつもうまくいかないんだよね」
      「うーん」
      「はあ」
      「なんか落ち込んできた」

      あ、あれ?おかしいな。まあ、とにかく興奮しましたね!
       
      長くなりましたが、いろんな楽しみ方がある今回のコンサート、楽しみにして会場にいらしてください。
      当日券もございます。
       
      チケットを取れなかった方も、是非お気軽に所沢文化センターミューズへ!
      待ってる!待ってるからね!

      いよいよ、演奏会!

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        皆様、こんばんは。もょもと交響楽団公式サポーター(?)石口イライラ(滞在先は帝〇ホテル)です。

        さて、もょもと交響楽団「Premium Concert掘廚發い茲い莇瓩なってまいりました。
        CNプレイガイドの発券も終わり、たくさんの方にご来場いただけるようです

        が、

        んがっ!




        レ〇ィー・ガガ(違)!!!!


        チケットにはまだ余分があります!!

        小さなお子さんを連れたお客様向けの「親子席」もまだあまりがありますよ!
        演奏会に行きたかったけど、チケットを取り損ねてしまった方も、当日12:30からの当日券配布で座席指定券をゲットできますよ!詳しくはぜひこちらを確認の上、



        4/29はぜひ所沢ミューズへ!!


        以上、石口イライラ(部屋はもちろんスウィートルーム)でした。



         

        【活動レポート】石口イライラが見たもょ響の世界

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          皆様、お久しぶりでございます。こちらで楽団ブログを書いていた石口イライラ(モナコに別荘)でございます。
          前回の楽曲解説以降すっかりご無沙汰してしまいましたが、ニースの太陽にも、モナコのカジノにもそろそろ飽きてきた冬のに日本で、ようやっともょもと交響楽団に合流させていただくことにしました。

          いや、でもしかし日本は遠い!途中パリ→ミラノ→ウィーン→サンクトペテルブルグ→ニューヨークと寄り道したら、東京まで2か月もかかってしまいましたよ。まあ不便な地球ですねぇ。

          さてさて、もょもと交響楽団はちょっと見ない間にも着実に練習を積み重ね、4/29に皆さんにより良い演奏をお届けするべく、参加者一同全員で音楽づくりに取り組んでいます。楽団のみんなはドラクエの音楽が大好き。だけど冒険の難関はかなり高く、苦戦しながらも楽しく団結して取り組んでいるようです。
           
           演奏会まで2か月を切ったこの3月は、もょもと交響楽団にとって非常に重要な練習が続きます。
          過日には、本番の会場「所沢市民文化センター」をお借りし、実際のホールでの練習を行いました。世界的な指揮者やオーケストラからも高い評価を得ているこのホールの特性をつかみ、本番の音作りへの傾向と対策を練る貴重な機会。要所要所で首席奏者たちが音を聞き、録音を取り、音楽を修正していきました。

           そして、3月の今後は2回の「特別レッスン」。
          なんと今回は、交響組曲の公式録音でおなじみの「東京都交響楽団」から2名のトレーナーをお迎えし、合奏と分奏のレッスンを付けていただくことになっています。2月にもこのトレーナーの先生をお迎えしての合奏レッスンがありましたが、なんというかもう「魔法のように音楽が変わっていく」プロセスの楽しさを参加者は体験したようです。作曲者すぎやまこういち氏の元で演奏された経験や解釈もたくさんお話ししてくださり、参加者一同きわめて貴重な機会を頂いています。この他にも第一線のプロ奏者の方に分奏を見ていただくなどしております。ご多忙な時間を割いて、もょ響の練習を見てくださる先生方には本当の感謝の思いです。

           重要な練習を自分たちの演奏の糧にして、もょもと交響楽団、ますます頑張ります!

          そうそう、これも重要なことですが、当日の座席指定券もすでに配券が始まっています!全国のCNプレイガイドから、電話予約・ウェブ予約して、全国のセブンイレブン・ファミリーマートで券をもらうシステムです。

          詳しくはこちらをご覧くださいね!
           久々の日本もいいものです。ちょっと今回は長め滞在をして日本の空気を、そしてもょもとの演奏を心から私も楽しみたいと思います。


           以上、活動レポートは石口イライラ(マルセイユにも別荘)でした★


           

          【楽曲分析】もょょクラシック 第4回 〜かわいい坊や、私と一緒においで〜

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            この「もょょクラシック」もちょっとご無沙汰してしまいました。いや、忙しかったんですよ。
            新作の小説を書くのに忙しくって・・・。ミリオンセラー期待されていますの、最新作の「西巣鴨ウェストゲートボール」(仮称)。
            そんな愚痴をこぼしている解説の石口イライラ(ニース在住)でございます。

            さて、楽曲解説。今回はドラクエVの「大魔王」です。もちろんラスボス戦で流れる音楽。
            通常、ドラクエのラスボス戦の音楽というのは、その恐怖感や威圧感を厚いオーケストレーションを使い、音の威圧感で表現する曲が多いように思いますが、このVの「大魔王」はある意味別な性格を持った曲です。
            いわゆる、あえて薄いオーケストレーションを使うことで、大魔王の恐怖や緊張感を表現しているといえましょう。

            冒頭、全管弦楽のアコードから、管弦楽曲としては珍しい「ティンパニの独奏」で幕を開けます。そのあと突然音楽は小さなリズムを刻み、ホルンによる主題がが表れます。不気味なメロディですがどこか美しいのが特徴でもあります。
            このホルンの主題、ソロ⇒二重奏⇒三重奏と声部が増えていきますが、常に音量はピアノ。小さな音量を保ちつつ声部だけが増えていくことで大魔王の姿が徐々にみえていくような表現がなされていますね。
            「暗黒の世界」の主題を引用したメロディ(Aとしましょう)がフルートによって奏された後に、この曲のもっとも重要なモティーフ(Bとします)がホルン・トランペット・木管という順番で交互に奏されます。上向きへの跳躍を多用した、不安定なメロディです。

            そして次のポイント、弦楽器によるフーガ。

            先ほど書いたAとBの巧みに組み合わせた複雑なリズム、最初にヴァイオリンで奏される上向きの跳躍音型が、続くヴィオラでは下向きの跳躍音型に変化する「ミラーリング」という技法が用いられています。
            何よりもその特徴は、「音の選び方」。各パートの音を見ていくと、もう脈絡がないというかなんというか。単独のパートだけに注目しているとわけのわからないとしか言いようがないのですが、これはいわゆる「十二音技法」と呼ばれるものに近いのではないかとみることができます。

            「十二音技法」とは、アルノルト・シェーンベルグ(1878〜1951)が確立した作曲技法で、ごくごく簡単に言うと「1オクターブの中にある12の音を均等に使って、調性の束縛から逃れる」作曲法です。このフーガでも、メロディでは同じ音をほとんど使わず、1オクターブの中にある12個の音を自在に組み合わせています。
            また、音の変化にも音程の変化をそのまま維持して全体の高さを変える「移高」という方法がとられているのも特徴。それに、ヴァイオリンからチェロ・コントラバスに現れる音型も基本のモティーフ以外はみなバラバラです。

            ・・・と柄にもなくまじめに書いていますが、一番すごいのはこれだけ小難しく面倒な仕掛けでめちゃくちゃな感じであっても、全体の統一感は全く崩さずに一つの「美しい音楽」を構成しているところ
            すぎやま氏の「音選び」のセンスの素晴らしさがこの組曲中、最もよく出ているところといえます。

            その後に最初のホルンの旋律の変奏形が、同じホルンによって奏された後に、再び主題へと戻っていきます。

            最後は、ティンパニ・バスドラム・スネアドラムによるパーカッションアンサンブルが表れます。
            メロディを刻むティンパニ、乾いたリズムを作るスネアドラム、地鳴りのようになるバスドラムの極大のアンサンブルはまさに大魔王の「断末魔」。
            最後に全管弦楽の一音で、大魔王は息絶えます。

            不気味な音楽の解説を書いていても、僕の目の前に今広がっているのは紺碧の地中海。
            断末魔のパーカッションの音に思いをはせつつも、フランス窓のわきで、シャンパングラスが鳴らす高い音が自分に似合うと改めて感じる、解説の石口イライラ(ニース在住)でした。



             タイトル出典:F.シューベルト作曲 歌曲「魔王」より

            【活動レポート-1】大冒険への旅立ち

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              もょもと交響楽団事務局のサイファと申します。
              ついに、ついに、ああついに・・・・っ!

              2013年11月10日。第3期もょもと交響楽団は来年4月29日の演奏会に向けての音楽の大冒険に出発いたしました。
              今回演奏に使うのは、もちろん作曲者すぎやまこういち氏からお借りしたオリジナルの「公式楽譜」。
              参加する奏者たちはこの日初めて自分たちが演奏する楽譜を受け取るのです。そう、文字通りの「初見合奏」を行っていきました。

              合奏自体は午後からだったのですが、午前中からもう待ちきれない奏者たちがぞくぞくとやってきます。
              配られた楽譜をもとに、パート全員集まって演奏前の作戦会議に余念がない人たち。弓使いのチェックに余念がない弦の首席奏者。合奏が始まる前から自主的にパート練習を始める人たち。みんなこの日を楽しみにしてくれていたんだなあと、事務局の1人として本当にうれしいことです。初見合奏なのにゲネプロかと見間違うほどそろった奏者たち。みんな子供みたいに目をキラキラさせて楽譜を眺めています。合奏を始める前に、自分がこれからの活動についてちょっとお話してるあいだにも、演奏させろやゴルァ早く演奏したい!と奏者たちは待ちきれない様子でした。

               そして、中央に立ったマエストロ田中さんのタクトが上がった瞬間。みなの顔が音楽に真っ向からで取り組むオーケストラマンの顔に一転します。

               この日の初見合奏の目的は「最初から最後までとにかく全部の曲を通すこと」。ダンジョンで迷子になろうが、船が難破しようが全滅しようがとにかく通します。これは最初の段階でこれからの各自の課題を見据えるための重要な作業です。それでも
               予想通りというか、予想以上に手ごわい楽曲たち。私たちがこれから取り組む冒険は想像以上に困難が多い、険しい道のりになります。それでも、ソロを決めたソリストにはオーケストラから自然と温かい拍手があったり、真剣な中にも和気あいあいとした練習となりました。

               合奏終了後は、さっそく各パートで作戦会議。音の作り方の方向性を決めたりなど、これからの冒険にむけた傾向と対策を積極的に話し合うなど、ポジティブな光景が散見されます。次回からは、本格的な曲作り。もょもと交響楽団全員、来年の4月に向けて、全力で頑張ります!

               また、冒険は始まりましたが、コントラバスにほんの若干空席がございます!参加を検討されているコントラバス奏者の方は、ぜひこちらをご覧の上、ご応募ください!

              【楽曲分析】もょょクラシック 第3回 〜最期の願い〜

              0
                「もょょクラシック」も第3回。来年4月に開催される「Premium Concert III」では、ドラクエVのほかに、アラカルトステージとして各ステージから選りすぐりの名曲たちを演奏します。。今回はそのアラカルトステージから解説いたします。

                解説はおなじみ(?)石口イライラv(^o⌒)-☆ がお送りいたします。

                ■ダンジョン〜塔〜幽霊船(III)
                ドラクエIIIのダンジョン系メドレーです。以前の解説にもありましたが、ドラクエIIIは初めてフルオーケストラを使用して演奏された組曲。また、日本最高レベルの実力を誇るNHK交響楽団を手に入れたことによって、すぎやま氏のオーケストレーションも効果的な技法がたくさん用いられています。

                この曲を読み解くキーワードは、ズヴァリ「半音階」

                 冒頭から、上昇系の半音階による序奏、そのあとに主題が展開されます。アルト・フルート(普通のフルートよりも低い音がでます)による旋律は不気味ながらも美しいものですが、この旋律にもちょっとした仕掛けがあります。この不気味さを演出しているのが実は「半音階」。音の上下があるため普通に聞くとわかりにくいですが、この旋律の小節の頭の音を拾っていくと実は「半音階」に並んでいるんです。
                また、旋律もアルト・フルート⇒オーボエ⇒ヴァイオリンと展開していくことで、オーケストレーションで洞窟の奥の空間の広さも表現されていますね。

                 続く「塔」。ホルンの導入から、チェロによる半音階の旋律が現れます。ここでも不気味な旋律の伴奏に薄いオーケストレーションを用いることで高所に吹く風なんかも感じることができますね。また、所々に7/8拍子の変形がはいることで、綱渡りの揺れや崩れかけた壁の不安定さを表現しています。だけど、この中にも「美しさ」が同居しているんです。

                そう、ここはシャンパーニュの草原にそびえたつ塔。何が起こるかわからない、傍らにはそんな不気味さや恐怖におびえる妻。だけど大丈夫、僕がついている。塔から見えるあのシャンパーニュのブドウ畑が僕たちを待っているこの困難を2人の愛で乗り越えてはるかに見えるシャンパーニュのブドウ畑でフランスパンのサンドウィッチと赤ワインで乾杯しようああどんな難敵も2人の愛の力の前にはかなわない!

                (コホン)

                そしてそして、曲はより現代的にかつ前衛的な響きの音楽「幽霊船」へ移っていきます。「半音階技法」が最もよく表れている曲です。まず、旋律の彩りには半音をぶつけ、緊張感のある響きを主体にして進んでいきます。また、ハーモニーを形作る伴奏が全くないことも特徴。あるのは常に規則的なリズムを刻むウッドブロックとハイハットだけ。規則的なリズムを用いて生命の色が全くない景色を作っています。
                このような和声的な緊張を主体にする中にも聞き苦しい点が全くないのもすぎやま氏の音楽。前衛的・無機的な音楽の中にも、どこかに血の通った願いも感じられます。

                それは、ゲームをやった方ならわかりますよね。愛です、愛。

                そして、最後の強烈な1音で、有機的なものをすべて断ち切ります。印象的に演奏されるこの音、何かの打楽器のようにも聞こえますが、これは弦楽器の特殊奏法です。弦を指板にたたきつける「バルトーク・ピッツィカート」という奏法がコントラバスによって演奏されているものです。(この奏法は「ジパング」にも出てきます)
                そのあとのフルートによる6連符、これも半音階技法によるものです。最後の魂が消えてなくなるような印象を残し、曲は閉じていきます。

                無機質な音楽の中にも感じられる有機的な力。冒険の中に潜む恐怖など、また音楽で感じてもらえればと思います。

                以上、解説の石口イライラv(^o⌒)-☆ でした。




                タイトル出典:G.ヴェルディ作曲 歌劇「運命の力」より

                【楽曲分析】もょょクラシック 第2回 「風と海の対話」

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                   「もょょクラシック」第2回では、引き続き「もょもと交響楽団 Premium ConcertIII」で取り上げる、交響組曲「ドラゴンクエストV 天空の花嫁」の曲を見ていきましょう。

                   解説はいつもの通りワタクシ 石口イライラ(゚∇^*)  がお送りいたします。


                   ■空飛ぶ絨毯〜大海原へ
                  いわゆる「乗り物系」のメドレーです。前半が空を飛ぶ時の音楽「空飛ぶ絨毯」。音階の駆け上がりから、低弦のリズム伴奏に乗って木管楽器によって軽快で楽しいメロディが奏でられます。基本は4拍子ですが、途中に5拍子を挟むことでちょっと風にあおられたかのような「おっとっと」とした印象を与え、非常にうまくできたメロディです。

                  余談ですが、シリーズを通してこの空飛ぶ乗り物系の音楽は、表現される乗り物によって非常にうまく拍子が使い分けられています。その最たる例がIVの「のどかな熱気球のたび」。
                  木管四重奏によるアンサンブルにこれでもかというほどの変拍子を多用することで、気球という乗り物の不安定感を見事に表現しています。

                  もう一つの特徴が、「1つの音が表現する情景の豊かさ」でしょうか。冒頭の駆け上がり後、高音域の持続音がヴァイオリンによって演奏されますが、このたった1つの音から乗り物の速さや風を切る感じ、風の温度、眼下に広がる雲の形や遥か下に見える景色などが見事なまでに見えてきます。

                  この「1つの音だけの豊かな表現」はまさにすぎやま氏の「匠の技」がなせるもの。この技は「おおぞらをとぶ」(III)の冒頭にも印象的に使われているものです。
                  この後も長い音符によるメロディが続き、そのあとに3連符による別な主題もさわやかに続き、乗り物がいまどんな状態にあるかを雄弁に語っていきます。

                  推移部を経て、曲は後半の海の音楽「大海原へ」と展開していきます。前半のスピード感のある音楽とはうって変わって、息の長い音楽です。
                  シリーズを通して、海の音楽はかなり形を変貌させていきます。IからIIIまでのワルツ系の音楽に対し、IV以降は雄大かつロマンティックな形式に変化しますね。
                  この「大海原へ」も後者の分類に属するものですが、音楽が描く情景は穏やかなものです。

                  そう、そこは穏やかで紺碧の地中海、晴れた朝にニースの港を旅立つ白い帆船。海岸からは街の人たちの「ボン・ボヤージュ!」の声が響き、力強く手を振り返すと傍らには愛する妻が。ごく自然に肩を抱く手にあわせて近づく妻の顔・・・朝の地中海に跳ね返るニースの太陽の輝きが二人を祝福するかのようです。


                   穏やかで美しい主題がヴィオラとチェロによって奏でられ、弦楽器を主体に発展。フルートを中心にした木管セクションが彩りを添えます。そこからオーケストラ全体で主題を力強く再現していきますが、オーケストレーションは常に優しいパステル系の色彩感を感じさせるものです。
                   これは、クロード・ドビュッシー(1862〜1918)に代表される印象派音楽の影響でしょうか。金管楽器の柔らかな音色をベースにし、木管楽器が細かなアンサンブルを作っていくことで雄大ながらも暖かみのある音楽に仕上がっています。

                   曲はやがて帆船が遠ざかって行くかのように主題の断片を繰り返し、ホルンの和音に乗って地平線の彼方へ消えていきます。前半のさわやかな空と後半の穏やかな海。1つのメドレーの中で描かれる情景を楽しみながら、ぜひ皆さんも陽光輝くニースの地へ思いをはせてみてはいかがでしょうか。


                  以上、解説の石口イライラ(゚∇^*)でした。


                  タイトル出典:C.ドビュッシー作曲 交響詩「海」より


                  【楽曲分析】もょょクラシック 第1回 「恋とはどんなものかしら」

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                     みなさま、こんにちは。「もょょクラシック」のお時間がやってまいりました。
                    ここでは、2014年4月29日に開催される「もょもと交響楽団 Premium ConcertIII」にて取り上げる、すぎやまこういち作曲「交響組曲 ドラゴンクエスト」の楽曲を解説致します。

                     ただ、楽曲解説といっても曲の紹介ではございません。今回もょもと交響楽団が取り上げる楽曲がどんな情景を描いたものかはみなさんよく御存じのはず。たとえば、「結婚ワルツってゲームの結婚式の時に流れるんですよ」との解説をしても

                     


                    「知ってますが何か??」


                    で終わってしまいますよね。

                     
                    そこで、この「もょょクラシック」では、作曲技法やオーケストラの技法から「ドラゴンクエスト」の音楽を紐解いていきます。解説担当は、ワタクシ石口イライラ☆(ペンネーム)でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

                     
                     さて、この交響組曲「ドラゴンクエスト」は、皆様ご存じのとおり、国民的人気のRPG「ドラゴンクエスト」シリーズの音楽を作曲者のすぎやまこういち氏自身がフルオーケストラのための組曲に編纂したものです。現在までにゲームのタイトルに合わせて10作品作られていますが、いずれもゲーム音楽としてのみならず、現代のオーケストラ音楽としての側面もあります。録音も、NHK交響楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、そして東京都交響楽団と世界トップレベルのプロ・オーケストラが手掛け、高い評価を得ているものです。

                    それでは、楽曲解説です。過去2回のコンサートではアラカルト、もしくは抜粋の演目でしたが、今回のもょもと交響楽団では「交響組曲ドラゴンクエストV 天空の花嫁」全曲を取り上げます。

                     ドラクエVは、ご存知のとおり、「天空シリーズ」の1作品。実は「天空シリーズ」の楽曲というのは、シリーズのストーリーに合わせ、ある程度「音楽の色彩」を統一して書かれているんです。他の作品(IV・VI)では、主人公の悲惨な生い立ちや悲し目のストーリーからどちらかというと「寒色」の色彩を感じますが、このVは主人公の人生波乱万丈っぷりは飛びぬけてますが、ストーリーの柱に「結婚」や「家族」があるためでしょうか。戦闘曲や悲しい曲を含めて、パステル系の「暖色」な色彩を感じる組曲になっています。

                     ■愛の旋律(V)
                     愛ってなんでしょう。胸を焦がすほど熱くしたり、急に寒く不安にしたり。晩秋のモンマルトルの丘に吹く夜風のように気まぐれなもの。愛がもたらす心の揺れ動きを見事に描いた小品です。

                     この曲の特徴は「転調の妙」「楽器の扱い方」「旋律の比率」での表現でしょうか。
                    音楽のメロディには「調性」というものがあります。ハ長調とかニ短調とかのことですね。そしてこの調性が変わることを「転調」といいます。この「転調の妙」がよく出ているのが冒頭の主題。聴いている限りは美しい音楽ですが、わずか8小節のメロディで、5回の転調があらわれています。それも、前後の関係が薄い調性への変化(=安定しない)で、不安定さを作っています。

                     もう一つの特徴が「楽器の扱い方」。この曲の冒頭のソロを奏でるのはフルートです。フルートといえば木管楽器でも高音を担う楽器でその華やかな音色が魅力の楽器です。冒頭の旋律は、通常フルートではあまり演奏されない音域で書かれていますが、ここではあえてあまり使わないフルートの「最低音域」をあてることで「愛を思う人物像」を表現することに成功しています。

                     次の繰り返しでは、ヴァイオリン・ソロによる演奏。同じメロディを同じ音域で書かれていますが、ヴァイオリンの艶のある低音の響きから見える人物像は全く違うキャラクターですよね。そう、前者がプロヴァンスの田舎娘なら、後者は華やかなパリジェンヌ。同じメロディでも演奏させる楽器の特性を利用して表現する人物像を全く違うものにすることに成功しているといえます。

                     そのあとに奏でられる第2主題。ヴァイオリンの合奏によって流れる主旋律とチェロを主体にした対旋律です。通常のオーケストレーションでは主旋律と対旋律の比率は主旋律に多く充てられますが、ここでは完全な1:1に仕掛けているのがわかるかと思います。対旋律も、主旋律の合間を埋めるように動きを持たせていくことで、愛を思う女性と男性のようにお互いに意識しながらもすれ違うように、そしてお互いが音楽的に関連することによって一つの音楽としての統一感を持たせている仕掛けになっています。

                     短いながら、作曲技法とオーケストレーションの技術を見事に使ったこの「愛の旋律」。

                    こんなことを知りながらゲームの場面を思い出して聴いてみると、また違った形に聞こえるかもしれません。

                     

                    以上、解説の石口イライラ☆(ペンネーム)がお送りしました。


                    タイトル出典:W.A.モーツァルト 歌劇「フィガロの結婚」より
                     


                    二度あることは(仏の顔も)

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                      みなさま、お久しぶりです。
                      もょもと交響楽団 指揮者の田中です。


                      2012年1月の「Premium Concert II」の開催以降、たくさんの応援とご好評、そして次回のコンサート開催への期待とご要望までいただきました。
                      前回の記事で速報しましたとおり、「もょもと交響楽団」がまたまたふっかつのじゅもんを入力して帰ってまいります。
                      よくぞふっかつした。
                      まあ実際、コンサート終演とその残務処理の中で、毎回「おお もょきょう! かいさんしてしまうとは なさけない」っていう誰かの心の声が聞こえているような気もしていまして、なんとなくもやーとした気持ちにはなってたんですよね……


                      本家ふっかつのじゅもんは、一文字でも間違えて書き取っていたらアウトです。前回の続きなんて遊べません。
                      もょ響がそのふっかつのじゅもんを紡ぐのも、それはそれは慎重に慎重を重ねたものです。


                      私たちもドラゴンクエストとその音楽が大好きですから、また演奏したいなー、次やるとしたらどういうコンサート企画がいいかなー、きっとまた演奏したいなー、どんな会場だとお客様に喜ばれるかなー、絶対にまた演奏したいなー、どんな曲を演奏するといいかなー、あああああ演奏したいいいいいいいいい……というように、大変慎重に検討を進めてまいりました。


                      ……ええ、まあそうです、「あああもう辛抱たまらん!」ってのが正直なところでもあります。
                      でも、こうしてコンサートを重ねてこられるのも、ドラゴンクエストの音楽のファンとして支えてくださるみなさまのおかげです。
                      改めて御礼申し上げます。


                      さて、いよいよ第3回のコンサート、副題は「Premium Concert III」であります。
                      スリーですよ、スリー。
                      ゲーム・映画など、多くのものがそうであるように、「3作目」というのはある種「これまでの完成形」が期待され、またそれを達成するものが多いように思います。
                      もょ響もついに期待の 3作目。かつて社会現象にもなった「ドラゴンクエストIII」のように、ドラゴンクエストオーケストラとしてのひとつの大きな答えを示せるコンサートになればいいなーと、大きな夢を描いてみたりしています。


                      よく「二度あることは三度ある」なんて言います。本来は「次は失敗しないようにしろよ」っていう戒めの意味ですが、楽観的な「やっぱり三度目のコンサートができたね」っていうある種の惰性は一切排除し、「仏の顔も三度まで」の覚悟、つまりお客様の期待を裏切ることのないよう、しっかりと演奏を作り上げ、壮大なシンフォニック・エンターテインメントを提供できるように、今一度気持ちを引き締め直そうと思っています。


                      あ、そうそう、「もょ響」の誕生秘話・名前の由来などについては、是非とも前回第2回コンサートのときの 【こちらの記事】 をご覧になってくださいね。
                      私は「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」も(当然のように)遊んでいるのですけど、もうね、「もょもと」っていうプレイヤーを見かけると街中で無駄に追っかけてますからね。
                      言葉を発することなく、「うふふ、ぼく、もょもと交響楽団の指揮者ですよ、うふふうふふ」って心でつぶやきながら。
                      ごめんなさいね、サーバー2●番に常駐してらっしゃるもょもとさん……あなたをじっと見てる赤い毛玉(と書いてプクリポと読む)がいたら、それは私です。


                      今後、このブログでは、楽団に関すること、練習のこと、そして前回もご好評をいただきました大変コアな楽曲解説もきっと書かれるんじゃないかと思いますので、どうぞお楽しみに!
                      それから、Twitterでも随時最新情報をお伝えしています。是非フォローしてくださいね!

                      @MOyoKYO3rd_TW


                      来年4月までまだ日数はありますが、どうぞ楽しみにお待ちいただければと思います。
                      また来ます。

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